続いて新開地に移動して新開地まちづくりスクエアへ。狭い会場にぎっしりの観客、とても雰囲気の良い会でした。そしてマクラが短い!発表されていた番組から3時間近い会だと予想していたのですが、全員、2分くらいのマクラから本題に入っていて、2時間弱で会が終わりました。
--
番組
1.笑福亭呂竹「延陽伯」
2.桂雀喜「貧乏花見」
3.桂千朝「崇徳院」
4.桂雀三郎「天王寺詣り」
--
呂竹さんの「延陽伯」はお風呂屋さんのあたりがバッサリ省略されて、嫁はんになる娘の傷について男が的外れな予想をする部分(くどくて爆笑!)からいきなり婚礼の晩〜翌朝の、男が娘の長すぎると(勘違いする)名前や丁寧すぎる話言葉に爆笑で、コンパクトながら楽しい一席でした。
雀喜さんの「貧乏花見」は中盤が少しだれたものの、はめものもあり、にぎやかで楽しかったです。
初めて聴く千朝さんは「崇徳院」をたっぷりと。とても丁寧で滑らかな印象で、細かい所作が実に上品でした。熊五郎の荒っぽいかんじがまったくないが、独特のくどさに病みつきになる人が多いのかなぁと思いました。
雀三郎さんの「天王寺詣り」は爆笑しっ放しでした!上方落語会随一という乞食のリアルさもさすが!
全4席、満腹でした。マクラが短いとはいえ前売、当日とも1500円はお得だったと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する