直前の日記で電源周波数が違うところは変電所のキャパの限界の関係で節電効果が無いと書きました。
でもヤシマ作戦自体は良いものだしと悩んでふと浮かんできた極論
「周波数が違う場所でも(日別に)計画停電させてしまう」
単純な話、東京電力管内では福島第1原子力発電所のトラブルの為
需要予想に対して、供給能力が追いつかない事態になっている訳です。
現在、私の住む関西電力管内からは
御岳発電所(水力、長野県)と寝覚発電所(同)の発電を50ヘルツに転換し、東京電力管内に送電する準備をしています。(通常は50ヘルツ発電)
ただ、電源周波数の変更はそこそこ時間がかかるものだと思われます。
そこで最大ピーク時に「周波数が違う場所でも(日別に)計画停電させてしまう」事で、必要な最大需要を無理やり下げてしまう事で、
50ヘルツに転換出来る発電所を増加させる訳です。
無理やりでかなりの痛みを伴う手法ですがこれもありかなと思います。
(参考資料)
【関西電力発電所】
●水力発電所
喜撰山、奥吉野、奥多々良木、大河内、黒部川第四など
148箇所 818万kw(23%)
●火力発電所
赤穂、相生、姫路第一・第二、高砂、南港、舞鶴、御坊など
13箇所 1,780万kw(49%)
●原子力発電所
美浜、大飯、高浜の3箇所
976万kw(28%)
合計 164箇所 3,576万kw
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