遅十五分

また朝から激しい雨で、ダイヤが大幅に乱れていた。

またまたバス停から大行列。
いつもの雨よりもさらに行列。
せっかくいつもより5分前に出たのにまったく意味なし。
例によって混雑したバスを何台か見逃してようやくの乗車。

結局、5分前に出て10分遅れで駅に着いた…15分のロスか。
朝の15分はちょっと危険な時間だ。


そんなバス停で、1人の女子高校生が立っていた。
列に並んでいるかと思ったら並んでいない。
何をするかと思ったら、タクシーを止めて乗って行った…
オイオイ、高校生でタクシーかよ…
自分が学生だったら、タクシーにお金使うくらいなら遅刻を選ぶだろうな。
交通機関の遅れだったら遅刻扱いにはならない…ハズ。
まぁ、あの高校生には何か事情があったんだろう。多分そうに違いない。