mixiユーザー(id:34660510)

2011年03月03日03:07

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How Sweet to be an Idiot

 スパムというとぼくなんかすぐにモンティパイソンを連想してしまうが、インターネットの世界ではとうぜんべつの意味もある。昨日それを身を持って思い知った次第なのでここに記しておきます。
 Twitterでぼくをフォローしてくれる方(長ったらしいが、フォローワーという呼び名に抵抗がある)からダイレクトメッセージ(以下DM)が届いた。何だろうかと訝しく思ったが、とりあえずメールを開いてみた。すると妙なページへ飛んだ。
 >Hey, I just added you to my band in 140 King of Pop. You should accept my invitation!

 やばい! と直感してすぐさまその窓を閉じたが、あとの祭りだった。ぼくはスパムを受信してしまった。どうしようと戸惑っていると、間髪を入れずに違う方からDMが届いた。もちろんその方もtwitterつながりの人だ。恐るおそる開くと。
 >そちらのアカウントから妙なDMが届きました。スパムではないかと…

 という内容だった。やっぱり! ぼくは慌ててtwitterの「メッセージ」のページを開いた。すると、ぼくがtwitterで、フォローしている・フォローされている関係にある方々全員に、同じDMが送られていたのである。嗚呼!
 とりあえず一件一件消してまわった。数は知れてるからものの数分で削除し終わったが、なんともやりきれない気分だった。そしてtwitterつながりのみなさんに、すまない気持ちで一杯になった。
 スパムを報せてくれた方にお礼のメールを送った。するとすぐに返信が来た。
 お互い気をつけましょうね、という内容だった。
 twitterのみの間柄だけど、柔らかな文面からは思いやりが伝わる。ぼくは胸が詰まった。嫌な目に遭ったけど、それ以上にtwitterやってて良かったと思える瞬間だった。
 数時間後、最初のDMを送信してきた方が、タイムライン(いま送信されたばかりのツイートが、時間経過と共に流れていく画面のことです)で呼びかけてきた。

 >MobsterWorldと呼ばれるスパムメール大量発生中。もしDMがきたら何も触らず無視するか削除してください。 送ってきた相手に対しては、スパムメールがきていることを教えてあげて。開けてしまった人の対処法は、こちらのHPを参考にしてみて。

 示されたHPに飛ぶと、的確な対処法が記されてあった。 

> 1)PCから、スパムを配信したアカウントでツイッター.comにログインする。
> 2)右上の「設定」ボタンをクリック。「連携アプリ」をクリック。
> 3)“このユーザーとの共通コネクション”というところをクリック。この中に素性不明のアイコンがあると思われるので”許可を取り消す”をクリック。
> 4)フォロー中解除”のボタンをクリックし、フォローを解除。

 忌々しいアイコンが残っていたので、さっそく上記のプロセスを行って消した。これでモヤついた気持ちがようやくスッキリした。
 同時にふたたび反省した。ぼくも、最初ぼくにDMを送ってきた方に直ちに報せるべきだった。何千というフォローワーがいる方なので他の誰かが教えたかもしれないが、それでも気づいた時点で報せるのがマナーだった。
 インターネットの世界で、ぼくはまだひよっこだ。mixiとtwitterを始めてからまだ百日も経っていない。それでも「いままで若葉マークでしたからー」と開き直ってはいけない。ネット社会の一員として、相手に迷惑をかけないよう気を配ろうと改めて思った一件でした。






【今日の一曲】
 モンティ・パイソン・ファミリーの一員として、またあの「ラトルズ」の一員として知られるニール・イネス。とうぜんB4とも縁深く、彼の在籍したボンゾ・ドッグ・バンドの「アーバン・スペースマン」はポールがプロデュースした。
 代表曲の“How Sweet to be an Idiot”、例のイカれたジャケットの収録曲だ。かのオアシスが“Whatever”でパクってる(印税支払いで和解)。この他にも佳曲多し。エルトン・ジョンにも通じる正統派の英国ポップスである。


英国で彼のリサイタルを観たのだが、いかんせん言葉が半分も理解できず、周囲のお客のように笑えなかった。
英語をもっと知らねば、と痛切に感じる。今回のしくじりも英文をじっくり読めば、怪しいぞ、と気づいただろうに。

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コメント

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