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2011年03月03日02:55

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コエチカラ 〜POWER OF VOICE〜 81プロデュース30周年記念感謝祭(夜の部) 第1部

2月26日(土)、
81プロデュースの30周年記念イベントが開催される、ということで
通算7回目となる関東遠征に行ってきました。

大手声優事務所の記念イベントということで、
声優ファンとして参加しておく価値のあるイベントと思ったからですが、
このイベント、出演者の他には一切情報がなく、
当日まで何をやるのか分からない謎のイベントでした。

いったい、2月26日、メルパルクTOKYOで何が行われたのか!?
順を追って書いていきたいと思います。




朝10時、物販開始。
ほぼぎりぎりの時間に会場に到着すると、それなりに列はできていましたが、
10〜20分ほどの待ち時間でグッズを買うことができました。
私は無難にイベントパンフレットと81プロデュース30周年記念本を購入。

↓イベントパンフレット
フォト


↓中身はこんな感じ。
ベテラン声優陣、若手声優陣、新人声優陣それぞれによる、
81についての対談も掲載。
フォト


↓81プロデュース30周年記念本。
30周年を記念して業界内部用に製作されたもので、
一般には流通されないという貴重なもの。
中身は南沢道義社長による81の歴史や81に対する思いが記された
オール活字159ページ。
読んでいて胸が熱くなりました!!
フォト




それにしても、売り子のお姉さんが皆さん綺麗で、思わず81所属の声優さんかな?
と思いました。
後藤邑子さんに似てたけど、81じゃないし^^。







そんなことをやっているうちに、「夜の部」開始時間の17:30がやってきました。
私は前から14列目というなかなかの良席。



開演が近づき、場内アナウンスが流れました。

「本日は、
『コエチカラ POWER OF VOICE 81プロデュース30周年記念感謝祭』 
にご来場いただき、まことにありがとうございます。

こんにちは、松来未祐です。(笑)
いきなり社長に話しかけられてビビッています。(笑)」



そして、前説として、執事服の川野剛稔さんとメイド服の米澤円さんがステージに登場。

川野剛稔さん(以下・川)
「はーい、どうもー。」

そして、イベント恒例(?)の
「関東以外から来た人―!!」
という呼びかけに対して、本当にたくさんの人が手を上げていました。
さすがです、、、、、、。

続いて、公演中の諸注意について説明。

米澤円さん(以下・米)
「まず、1つ目は公演中の録音・撮影は禁止となっています。
そして、ぜひ、私達のことを覚えて帰ってください。」

川「そう、それが一番大事です。」

米「名前言っとこ。」

川「(いい声で)川野剛稔です☆」

米「(かわいい声で)米澤円ですハート


つかみはOKです^^。


米「応援してくださる方に30年分の感謝を込めて。」

川「前説は、川野剛稔と。」

米「米澤円がお送りしました!!」



そして、いよいよ幕が上がりイベント開始。

千葉繁さん(※声のみの出演)のナレーションによる、
81プロデュースの歴史を振り返るVTR映像が流れます。


「2011年2月26日。
少し時間を振り返ってみよう。
今から30年前、1981年2月、81プロデュースは原宿のアパートに設立。
社長以下、社員2名所属俳優6名でスタートした。

「81」という数字は設立年だけではなく、
国際電話の日本の国番号でもあり、
8は末広がり、1はナンバー1、9×9の最後の数字でもあり、
みんなこの名前を気に入っていた。」


舞台に
中尾隆聖さん、玄田哲章さん、江原正士さん、鵜飼るみ子さん、
佐久間レイさん、弘中くみ子さんが登場し、
引き続き81の歴史を生ナレーションで語ります。


「『声優プロダクションだけではない、プロデュースもするんだ。』
そんな志を掲げて81を設立したが、
実際のところ、設立当初の81は声優プロの域を出なかった。
このままでいいのだろうか。
日々仕事に忙殺されながら、
『プロデュース』という名に込めた理想を今一度思い起こしていた。
そんな時『声優さんたちを集めて、ひとつ、芝居をやってみないか』という舞台製作の話が
舞い込んできた。
それが、『飛べ!京浜ドラキュラ(82年)』だった。
声優人気の忙しさの中で忘れそうになっていた、大事なもの『演技の大切さ』を
あらためて気づかせてくれたのがこの『ドラキュラ』だった。
以降、81には
『何よりも芝居が好き』『パッと売れるよりも、じっくり演じる仕事がしたい』
というある種、無骨な俳優たちが多く集まるようになった。

1995年には、社屋『BOF代々木公園ビル』が完成し、
300人近い俳優を抱える事務所に成長した。

しかし、出会いがあれば別れもあった。

安永沙都子 1993年4月6日永眠 享年29歳

斎藤隆 1995年8月26日永眠 享年66歳

椎橋重 1998年9月3日永眠 享年50歳

高木均 2004年2月11日永眠 享年78歳

渡部猛 2010年12月13日永眠 享年74歳


しかし、星になった仲間達も、きっと今日の日を祝ってくれているだろう。

これからも81プロデュースは感謝の気持ちを大切に。」




江原正士さん
「さあ、盛り上がっていきましょう!!」

江原正士さん、勝生真沙子さん、恒松あゆみさんをメインボーカルに
舞台「飛べ!京浜ドラキュラ」の挿入歌「0.5馬力はすばらしい〜空を飛べたら」を
出演者総出演で大合唱。

初めて生で見ることができた方がほとんどで、壮観でした!!






そして、客席の後ろのほうから、総合MCの三木眞一郎さんと豊口めぐみさんが登場。

三木眞一郎さん(以下・三)
「今回のイベントは2部構成になっていて、
第1部では80年代の81の歴史を振り返り、
第2部では若手声優のライブなどをお届けします。

豊口めぐみさん(以下・豊)
「若手ですよ。(笑)
1部も2部も、今日は若手祭りです。」

そして、中尾隆聖さんの呼びかけで観客と一緒に会場全体でタイトルコールをすることに。

三「なんでお金を払って来てるのに、そんなことを手伝わされるんだ
と思うかもしれませんが。」(笑)。

中尾隆聖さん(以下・中)
「行くよ!! コエチカラ!!」

観客
「POWER OF VOICE!!!」

こうして、「81プロデュース30周年感謝祭」は盛大にスタートしました!!








まず、最初のコーナーは、ベテラン声優さんの昔の写真を公開してトークする
『思い出のフォトアルバム』。

参加メンバーは

中尾隆聖さん
玄田哲章さん
鵜飼るみ子さん
鈴木清信さん
津久井教生さん
篠原恵美さん
小林優子さん
恒松あゆみさん
くまいもとこさん
川島得愛さん


という凄すぎる顔ぶれ、、、、、、!!


豊「若手の皆様に残っていただきました。」

三「若手ですよ。」

くまいもとこさんからは
「永遠の17才ですハート」という衝撃(?)の発言も!!


まずは、中尾隆聖さんの若い頃の写真がスクリーンに映し出される。


中「これ、私の息子です。
これは30年近く前の、、、、、、
次行きましょうか。(笑)」

豊「ステキ、、、。」

中「髪の毛もいっぱいあったし。」

三「さあ、次行きましょう。」(笑)




(玄田哲章さんの昔の写真。笑顔で両手を広げたポーズ。)

玄田哲章さん(以下・玄)
「昔はコメディアン志望だったから。」

豊「玄田さん、写真撮るとき、いつもこのポーズですよね。
今、同じポーズやっていただけますか?」

写真と同じポーズを披露する玄田さんに、場内から大拍手!!

三「玄田さんのこのポーズが見られるのは、81のイベントだけです。」(笑)




(鵜飼るみ子さんの昔の写真)

中「ビフォア・アフター?」

鵜飼るみ子さん(以下・鵜)
「ちょっと、先輩!!」

三「これ、『ゴッドマーズ』とかやってた頃じゃないですか?」

鵜「この頃は友達と、、、」

豊「ちょっと、玄田哲章、今余計なこと言いませんでした?」

玄「ともだちんこ。」(笑)

三「聞き逃しませんね。」




(鈴木清信さんの昔の写真。またまたコメディアンみたいなポーズ。)

鈴木清信さん(以下・鈴)
「いや、あの頃ね、ミュージカルやってたんだよ。
足上げようかと思ったけど、短いからやめました。」

三「それで芸人志望に。」




(津久井教生さんの昔の写真)
津久井教生さん(以下・津)
「これ、俺だよ、、、。」

三「かわいいじゃないですか。」

鈴「渡辺ひろ(?)がオーディション落ちたときみたいな顔してる。」

津「もうやめよう!!」




(篠原恵美さんの昔の写真)
豊「かわいいー。」
 
篠原恵美さん
「仕事を始めて2年目くらい。髪切ってるから。
『プロジェクトA子』のシリーズ2年目、3年目やってる頃かな。」

小林優子さん(以下・小)
「あんなところやこんなところ、見えないところがいろいろ変わっています。」

鈴「この頃ガンガン酒強かった。
酔っ払うと人はひっぱたくわ、とんでもない子だったんですよ、こんな顔して。」

玄「『私』から『俺』になるんだよ。」

三「玄田さん、事務所コードぎりぎり。」(笑)




(川島得愛さんの昔の写真)
川島得愛さん
「これ、事務所と関係ない写真なのに、どこで手に入れたのかなー。」




(くまいもとこさんの昔の写真)
くまいもとこさん(以下・く)
「これ、プライベート写真ですよ。」

三「これ、宣材写真でしょう。
これプライベートで撮ってたら、相当ナルシストですよ。」(笑)

く「着てるものからして大学時代くらいですかね。
どこから手に入れたんですかねー。」







続いてのコーナーは、絵本の朗読。

この絵本の朗読は、81が幼児向けに10年以上続けていているイベントだそうです。

「じゃがいもポテトくん」

出演
佐久間レイさん
勝生真沙子さん
櫻井孝宏さん
くまいもとこさん



声優さんの「怪演」が光る、爆笑の朗読でした。

「悲しいお話です。」(笑)



続いて、昔あった「夜のドラマハウス」というラジオドラマをイメージした新作ボイスドラマ
「ルビーの指環」。

出演
江原正士さん
勝生真沙子さん



照明が暗くなり、舞台は大人なムードに。
お2人が椅子に腰掛け、テーブルには「ON AIR」の赤ランプが。

勝生真沙子さん
「夜のドラマハウス。通称夜ドラ。

ラジオが個人で楽しむ最高の娯楽であった時代。
そんな時代を想像してご堪能ください。」



しっとりとした大人の恋愛を描いたドラマで
お2人ともすごくかっこよかったです。
最後にはオチがありあましたが^^。




第1部最後のコーナーは、81がプロデュースしたミュージカルの思い出の歌のコーナー。

まずは「A TASTE OF HONEY〜蜜の味〜(85年)」より
佐久間レイさんで、「サマースノー」。

佐久間レイさんの生歌なんて凄い!!
大人な雰囲気の曲で、サビの盛り上がりは鳥肌ものでした。


佐久間レイさん(以下・佐)
「続いては、ばい、、、、、、ばいきんまんじゃない。」(笑)



中尾隆聖さん&福沢良一さん、登場。


中「いいですねー、久しぶりに聴きましたけど。」

佐「懐かしい、、、。ハタチでした。

81のイベントで必ずギターを抱えて歌ってくださったおじさま達の歌です。」


中尾隆聖さんのギター弾き語りによる「スカボロ追分」。
渋い英語曲から歌謡曲調の曲への変化が楽しい盛り上がる曲でした。


そして、第1部を盛り上げてくださった「若手」声優陣がステージに集合。


佐「これは昔、若かったから歌えたという心臓破りな曲。
『BACKERS AUDITION(86年)』より「ブロードウェイ」。

みんなで歌い踊ったナンバーで、今再び、やろうとしてます。


『ばいきんまん、新しい顔よ!!』(バタコさんの声で。顔を投げる動作。)」



中尾隆聖さん、顔を受け取り(?)体を震わせる。

中「私の戦闘力は、530000。(フリーザの声で。)」(笑)



勉強不足で、当時のことは知りませんが
「若手」の皆さん、とても楽しそうに歌われていて、
古き良き時代があった、という雰囲気はすごく伝わってきました。
そして、出演者が全員舞台に登場し、一緒に合唱。


ひとまず幕が下り、大団円のまま第1部は終了しました。






休憩中はステージに中西英樹さん&関山美沙紀さんが登場し、物販の宣伝。
休憩に行けない、、、^^。

(つづく)
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