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2011年02月28日03:34

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タチの悪いやつら…その1

先日届いた警察犬協会の会報3月号のトピックスに、TV番組『デカワンコ』に警視庁の警察犬『ミハイル』役で出演中のヴィートス オブ セイント フジ Jr.号と藤村佳苗訓練士が紹介されていた。

また、先週もTV番組が放送されていた『見習い警察犬・きな子』ことザミー オブ トータス マウンテン号(8歳)が、7度目の挑戦で香川県警察本部から嘱託警察犬として2年3ヶ月間嘱託されたと、会報でも香川県警察学校での視閲式の模様が紹介されていた。

きな子号のことは5年程前から知っているが、とうとう訓練の成果を出せたなと、人ごとではあるが素直にうれしい。

きな子号自身が、嘱託になるということを願っていた訳ではないだろうが、会報に掲載されている視閲式で整列しているきな子号の写真は、にこやかな表情だった…カメラ目線なので、名前でも呼ばれたかなわーい(嬉しい顔)

使役犬のことをよく知らない方などからは、『向き不向きがあるし、そんな高齢になっても訓練し続けるなんて…売名行為では…犬が可哀相…』と批判的な見方をされることが多い。

向き不向きについては、それもそうかなと思うところ(きな子は展覧会系のようだし)もあるが…。

経済的効率や時間の活用を考えると、他の犬を訓練するほうが無駄にならないとは思うが、訓練所の所有犬ということで訓練費を支払う訳ではないし、時間についても所有者自身が手間ひまを費やすのだから、他人がトヤカク批判するようなことではないと思う。

年齢的なことに関しては、8歳ということでそろそろ引退かなとも思うが、もっと前から年齢がどうのこうのと批判する者の言うことは訳が解らない。

私は、『猫可愛がりで過保護のペットじゃないんだから…ほっといてやれ…タチが悪いよ』と思うのだが…。

犬種は違うが(超大型なら話しは別だが)、ウチのエアデール母娘の遊び(狩猟ごっこ?)…待ち伏せ(伏せてじっと待っていることもあるし…忍び足で接近することもある)、追跡(全速力で追い掛けたり、障害物を利用しなが逃走する場合はヤミクモに追走ぜず、相手の逃走コースを計算してショートカットして頭脳的に追い付く)、格闘、捕獲…を見ていても、母犬(9歳)は、娘犬(5歳)を上回る能力を今だに発揮し続けているし、臭気選別能力も上だ。

その3月号の『北から南から』(行事の結果等の紹介)に福井県警の嘱託警察犬になった4頭が紹介されていたが、5歳、7歳、7歳、8歳だった。

だから、7〜8歳の嘱託なんかザラにいる。9歳もよく見かける(年齢が記載されていないことが多いが…)。

警戒作業なら、高齢だと動作が鈍ることもあるから、若いに越したことがないが、臭気選別や足跡追及では経験や年齢的な落ち着きが出て来るからか、ベテランの犬が能力を発揮することが多い。

それに、展覧会ではないのだから、外観の美しさを競うのではなく、中身の充実が問題なのであるから、老齢がこたえるような状態ならともかく、2〜3歳のような青二才でなくてもよいと思う。



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