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2011年02月12日22:44

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「人格改造セミナー」物語。「思い込みの枠」の巻。(勧誘シンポジウム ? の あらまし)

「皆さん。先ほどの問題を出された時にですね。この四角の中だけで考えていませんでしたか。」

ぐりぐりぐり。
チョークの赤で講師が外周を ぐりぐりぐり します。
(画像 左 参照)





注) 当日記は、こちら前日記を読んだ方々を対象にしています。
 ↓ 
[「人格改造セミナー」に付け入る隙を見せてしまうかどうかの境目となるクイズ。]
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1672209333&owner_id=23976709
 ↓ 
[序。「人格改造セミナー ? あたくしを どちらサイドの人間だと思っているんだ、おまーは。」の巻。]
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1672240241&owner_id=23976709





「これに囚われている限りですね、決してこの問題は解決できないんです。
これを私共はですね。
『赤い枠』と呼んでいます。
(場内に少々、クスッと漏らす声あり)

この四角の枠内で考えろ、なんて言われていないわけでして。
なのに勝手に、無意識に、枠を設定しちゃった。自分で。
言われてもいないのに、いつの間にか、考える前提になっちゃってたんですね。



どうしても枠にはめて、物事を考えてしまうんですね。

皆さんが日常いかに自由な思考ができていないか、
こんな簡単なクイズひとつとっても、よく分かります。

この、『赤い枠』を外す必要があります。
そうすることによって格段に、発想が自由になるわけです。

いろいろなものごとにとらわれて、過ごしているのです皆さんは。」











なかなか、いいこと言わはる。








後記。

「人格改造セミナー」の勧誘シンポジウム ? の内容は、おおむね、こんな感じ。
以降も、この延長もしくはバリエーションと思っていただいてよろしい。



そのほかのメソッドとしては。

「二人一組になって、第一印象で相手の性格を判断し合う」、
とか。あともう忘れた。
そんなこんな、あれやこれや が各種用意されておりました。



似た感じと言えば。

そうですね、
カウンセリングの技法で言うところの、
「論理療法」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%96%E7%90%86%E7%99%82%E6%B3%95
とかかな。



國分 康孝「カウンセリングの技法」誠信書房
Amazon ↓ 
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E6%8A%80%E6%B3%95-%E5%9C%8B%E5%88%86-%E5%BA%B7%E5%AD%9D/dp/4414403073%3FSubscriptionId%3DAKIAJZPZKAA66PNS4ODQ%26tag%3Dhindenmahomah-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4414403073
(画像 右)








後記 2。

ヒント (先の問題の答えを、もうちょっと考えたい人用に)。

当日記の内容自体が、ヒントですね。
 ↓ 
枠を跳び出る必要がある。
 ↑ 
これが、ヒントです。








次号予告。

今回は、「人格改造セミナー 側の、勧誘のノウハウ」的な視点で、お話しました。
しかし現実のシンポジウム ? が どうだったかというと…。
想定外の人間 (すなわち あたくし ひんでん) が 混じってしまったことで、
シナリオに狂いが生じます。
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