●REDLINE (2010年 日)
小池健 監督
木村拓哉
蒼井優
浅野忠信
◆物語(gooより転載)
エアカーが四輪に取って代わる遠い未来。宇宙最速の座を賭けた5年に一度の祭典“REDLINE”の幕が開ける。極限までスピードを追い求める主人公JP。子供の頃から表彰台に立つことを夢見てきたジャンクショップの娘ソノシー。そして戦車さながらの武装改造を行う個性豊かなライバルたち。そんなレーサーたちの前に、無断で開催地にされた軍事国家ロボワールドが、武力行使もいとわぬ姿勢で立ちはだかる。ルール無用のデッドヒートが展開する中、天才メカニックにして親友のフリズビーがチューンした愛車を加速させるJP!果たしてREDLINEを制するのは誰なのか!?
◆黒感想。
0.予告編の感想。
おや。今どき珍しいフル手描きのアニメだよ。あーでも、「手描き」を強調するのはなんだかなぁ。動画枚数が何万枚とか、そんなん、みてる側には関係ないんだけどなぁ。
1.本編をみての感想。
「ケレン味」ってぇ言葉がありますな。
けれん-み 0 【▽外連味】 はったりやごまかし。「―のない芸」
うん。そう、まさにこれ。映画には大なり小なりこの「ケレン味」って奴が大事でさ、大げさに見栄を切ったり、危機一髪なタイミングで助っ人が現れたりってやつだ。
じゃあ、ってんで、「ケレン味」だけで映画を作ってみると、どうなるか。こんな映画になっちゃった。
んーとさ。いや、加速を始めると、車や主人公がびよーんと伸びるのはいいんだよ。絵としてな、そういう表現はありだ。でもさ。何のために「加速」するのかってあたりが描けてないと「?」なのさ。いやそりゃレースに勝つために加速するんだろうけどさ。何でそこまで勝ちたいのか、あるいはライバルは速いのか遅いのか、スタートはどこでゴールまであとどのくらいなのか、そこいらが判ってないと「うおおおすげー加速だ!」って「体感」できないんだよな。レースの物語なのに、レースの要素が薄すぎるよ。惜しい。
物語そのものは、「チキチキマシン猛レース」。なんだけど、なにやら宗教惑星と軍事同盟とのややこしい関係を匂わせたり、生物兵器だの衛星兵器だの持ち出したり、ヒロインとチャンピオンが親子? とか思わせたり、伏線と言うか、やりかけで投げ出しちゃった部分がてんこ盛り。パンフレットでは製作側が「長い長い物語の最後100分です」とか言っちゃってる。「長い長い物語」をみせてくれたんならともかく、そりゃあまりに不親切。
なんかね。もうちょっと整理すれば、それこそ新時代の「チキチキマシン」「マッハGOGOGO」になれそうなのにな。「他人とは違うことをやるんだ!」って意識が強すぎちゃって(その割には、過去の名作からいろいろ引用してるけど)「ケレン味」だけの作品になっちゃった。つくづく、惜しい。
2.役者について。
キムタクは、キムタク役が上手いなぁ。意外と言っては失礼ながら、ヒロイン役の蒼井優はえらいこと可愛いよ。ホンモノよりもずっと可愛い。だが浅野、オマエは駄目だ。
…そうは言っても。現場じゃ駄目出しなんかできないんだろうなぁ…
3.誰におすすめ?
うーむ…。いや、うーん…。
上のほうで、盛大に駄目出ししちゃったけどさ、でも、それでも、私、この作品好きなんだよね。
上映期間中にもっかい見たいくらい。カッコイイ車と、ボディはナイスなのに可愛いヒロイン。それだけでいいって方はぜひどうぞ。
おっと、劇中の音楽が気に入って、その場でサントラ買って、帰りの車の中で聞いちゃったってことも付け加えておこう。
◆重箱の隅。
せっかくでかいパンフレットなのに、可愛いヒロインの「可愛い」絵が全然のってないってのはどうしたもんか。
あと、おっぱいマシン、ちゃんと期待に応えてくれるぞ。
・キムタク『SPACE BATTLESHIP ヤマト』海外進出決定!日本が誇る宇宙戦艦ヤマト、台湾で公開!
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1418526&media_id=14
ここでもキムタクはキムタクかな?
ログインしてコメントを確認・投稿する