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2010年11月30日00:57

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フランス語勉強記

2〜3年ほど前、入門書と辞書を買ったものの棚の肥やしとなっていた。
決めたからには、ということで、土曜日からフランス語を始めました。
とにかく最初の一週間(理想は5日以内に)は、入門書を1通り読むことが重要なので、ひたすら読み進めます。
大して記憶には残らないけど、良いんです。

初学者において重要なのは、発音法則を覚え、なんとなくでも良いから、その言語の雰囲気をつかむこと。
語順なり、時制なり、『こういう性格の言葉なんだな』というものが掴めれば、それで良い。
そもそも馴染みが無いものは覚えられないし、
無理に覚えようとしたところで、すぐに忘れてしまうもの。
そんなことに時間と労力を費やしても、正しく徒労に終わるものでして、
成果がないばかりか、ストレスばかりが溜まり、
きっと学ぶことが嫌になるでしょう。

忘れていいのです。
いえ、鼻から、覚えようとする必要さえないのです。
厳密にきちんと覚えること、身につけることを意識して、叩き込むこと。
こんなことは、基本事項を大凡『眺めて』からやればいいんです。

多くの語学の教師というのは、生徒や学生が出来るようになり過ぎても困るものですから、本当の事というのは教えますまい。
辛く険しい道ばかりを見せつけ、
もしくは有りもしないオアシスの道に迷い込ませ、
挫折させるか、蜃気楼で騙すか、
多くの場合はそのいずれかで多くの才能を徒にするのです。
運よく、辿り着けた者だけが成功する…

語学においては、そんなことはあり得ない。
もちろん誰もが語学の専門家になれる訳ではないだろうし、
全ての言語を日本語と同程度に習得するということもないでしょう。

それでも、確実に言えるのは、通るべき道を通れば、
来る所までは来られるということです。
道は一つではありません。
険しいが、最高到達点の高い道もありましょう。
達する高さはそれほどでもないが、十分に満足する領域まですぐに行ける道もあるかもしれません。
いずれにせよ、自分の足で行かねばならないため、そんなに楽な道ばかりではありませんが、入試や就職活動といった、ある種の運を伴った1回限りの勝負とは異なり、純然たる努力の積み重ねで必ず成果が上がるのです。

僕自身が忘れたときの道しるべになると期待して書きました。

ご相談やご質問はいつでもお気軽にどうぞ。
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