『人間になりたくて？』後半戦　＆　かねこはりいさんのこと。

公演もおかげさまで本日なか日を迎えます。

いやぁ〜、初日から２日間はゲネ＆ソワレ（夜の公演）、
そのまま続けてマチネ（昼の公演）＆ソワレが続き、日曜日のソワレ。

４日間連続２ステージ＆日曜のソワレまでの
過酷な日々をやっと乗り切ったところです。

ゆっくり睡眠をとってメールやメッセを打てるなんて、
なんだかバチが当たるんじゃないかと思ってしまうほど
久々にのんびりとした時間です（つかの間ですけどね）。




さて、今日は、
今回『元・シロナガスクジラ』の役を演じていらっしゃる
“かねこはりい”さんについて。


今回初共演のお一人であるかねこはりいさんと、おっしゃる俳優さんは、
実は主催者から俳優の紹介を依頼され、
私がお願いして出演していただくことになった方なのです。

知人の舞台に出演されているのを拝見した後に打ち上げで言葉を交わし、
その後も舞台やル・コントのライブでその演技を拝見していておつきあいはあったのですが共演させていただくのは今回初めてです。


初めて舞台で拝見した時のはりいさんは…

耳に心地よいコントラバスのような豊かな重低音の声、
落ち着きに満ちた説得力のある存在感はさすが大ベテランさんといった雰囲気で、
ダンディーでシヴイ大人の男性の魅力にくらっときたものです
ぜひとも一度お胸をお借りしてみたいもんだとずっと憧れておりました

そして今回の芝居、
役どころ的にも脚本の種類的にも真っ当に絡むことが殆ど出来ないのは残念なところなのですが、
はりいさんのお力は今回の舞台を支えるのにとても大きく貢献なさっていて、
やっぱ私の目に狂いはなかった
と、嬉しい限りの上の平


…が！しかし！
今回のお稽古のある日、ショーゲキの事実が私を襲ったのです。









「えっ？！はりいさん、私より年下だったんですかっ」









ま〜ね…よく考えたら私自身いい歳なんですから
不思議なことではないっちゃぁ、ないんですが、
なんなんでしょ、この落ち着き感の違いは…

よくよくお話をしてみると、
やはり人に対する度量ですとか、物事に対する達観度などがまるで違う。

今回の公演では、
仕事以上のお仕事を黙ってこなしてくださっているはりいさん。


「できないことはできないと断って下さっていいんですよ」


と、私がいうと、


「お声をかけて頂いてお引き請けした以上は私の責任ですから
　そんなに気になさらないで下さい。
　それに私を紹介してくれた多香さんに、
　こんだけの俳優紹介したんだから、と、
　誇って頂けるような仕事をしたいと考えていますから」


と、私を憂慮させない気遣いと、
誰にも文句を言わせない仕事振りを見せてくださる。

本当にカッコイイです

その上、私の息子の親友が
はりいさんがレギュラーで声の出演をなさってる『デュエルモンスター』の大ファンだと伝えたら

「じゃあ、その子のお母さんのケータイの留守電に役で声入れましょうか？」

と、気軽に応えてくださる気さくさの持ち主。

どう考えても精神年齢的にははりいさんの方がかなり大人なようで…
やはりお胸をお借りしておりますです


でもね、
それでいて時折チラッと『夏休みの小僧』のような顔を覗かせるはりいさん。
“少年”ではなく“小僧”ってとこがミソです
そんなはりいさんのチャーミングな魅力が今回の彼の役どころにも存分に活かされているようです。


オモロイですよ〜、かねこはりいさんのシロナガスクジラ


そーだ、今日楽屋で写真撮らせて頂いて、OKが頂けたら
日記にアップしますわ〜
（絶対『ダメ』とは仰らないから先に書いちゃうのだ）



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<strong>アクターズスタジオ櫻会
第34回公演</strong>

<strong>喜劇 『人間になりたくて？』</strong>

<strong>作・演出/沢田次郎</strong>


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ある日、
蟻 ・ 白鳥 ・ ライオン ・ シロナガスクジラ ・ カナダ杉らが、
人間になって或る場所に集まります。

自然の中で生活していた自分達と人間社会を較べてみると
自分達は同じことをくり返しているだけでなんの進化もないと感じ、
人間の文明の素晴らしさと人間社会の便利さに驚き憧れ、
人間となって人間社会に溶け込もうとします。

…が、果たして自然の中で生活していた彼等と人間社会が
共存することができるのでしょうか。



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なんとわたくし、この秋口にアレルギーが勃発
血液検査をしたら以前は反応の出なかった<strong>『杉』</strong>がアレルゲンに。
<strong>カナダ杉の役</strong>なのに…（笑）

さて、
このたび縁あってアクターズスタジオ櫻会の舞台に客演させて頂くことになりました。
頑張るってカッコ悪いみたいに斜に構える人もいるし、
実際、頑張りすぎることの愚かさもわかっているつもりではありますが、
私はいい歳こいてアホみたいにジタバタあがいて額に汗できる自分が
ちょこっと好きです（笑）

お客様からチケット代や
大切なお時間やご足労を頂くことに心から感謝をしつつ、
楽しい舞台にしたいと頑張っております。
みなさまのご高覧を賜ることができましたらとてもしあわせです♪


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<strong>2010年11月24日(水)〜12月5日(日)
</strong>

キャスト

男１　(元蟻)林 哲也
男２　(元爆撃機)貝塚秀人
男３　(元シロナガスクジラ)かねこはりい(Aキャスト)
男４　猪又太一
女１　(元白鳥)杉山裕子
女２　(元ライオン)酒井麻吏
女３　(元カナダ杉)上の平多香
女４　吉村昌代


<strong><strong>開場は開演の20分前。</strong></strong>

<strong>A</strong>11/29(月)19:00
　11/30(火)<strong>休演</strong>
<strong>A</strong>12/ 1(水)19:00
<strong>A</strong>12/ 2(木)19:00
<strong>A</strong>12/ 3(金)14:00・19:00
<strong>A</strong>12/ 4(土)14:00・19:00
<strong>A</strong>12/ 5(日)14:00


会場：櫻会スタジオ（丸の内線?中野新橋より徒歩３分）
入場料　3,000円

Tel.03-3299-7230
Fax.03-3299-7232
スタジオTel.03-3299-7161
〒164-0013?東京都中野区弥生町2-3-10-201

アクターズスタジオ櫻会
http://www.geocities.jp/as_sakurakai/34th.htm

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全席自由席の<strong>日時指定</strong>です。
キャパが３０人程度のものすっごく小さなスタジオなので
当日の飛び込みですと状況によっては
人数制限のためにご入場をお断りされてしまう可能性があるそうです
そんな申し訳ないことになってしまうとあまりにも心苦しくて夜も眠れなくなってしまうので、
どうかなるべく前もってご来場の日時をお知らせ頂くか、当日の場合でも空き状況のご確認をお願いいたします。


※チケットのお申し込みや空き状況のご確認など、
　上の平のケータイ（電話orメール）にご連絡くださいませ。
　必ず確認の返信をさせて頂きます。
　
※チケットの代金は、受付預かりの受付清算とさせて頂きます。

※私の連絡先をご存じない方で、チケットをお申し込みを下さる方には
　私の連絡先をお知らせさせて頂きますので
　
<strong>　１．お名前（ご本名）
　２．ご来場の日時とチケット枚数、
　３．携帯番号
　４．携帯のアドレス</strong>、

を、メッセにてお知らせくださいませ
頂いた個人情報は厳重に管理させて頂きます。

mixiでもチケットの受付はさせて頂いておりますが、
アクセス不可の状態になることが稀にありますので、
特に本番近くなどは私の携帯か劇場に直接ご連絡を頂けるとありがたいです。