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2010年11月22日05:25

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芝山季鐘能作陶展

いい天候だったので四谷ー新宿を歩いた。
途中 韓国文化院の展示会に寄った。

http://www.tohheun.com/



今回は陶芸。展示会の会場にでんと構えたLGの文字の光るモニターとVTR。
この陶芸家の製作過程を5分ほどにまとめてあり、案内の女性が「このVTRをご覧になってから作品をみていただくとよくわかります」とおっしゃるので、頭が出てくるのを待っていた。そしたらそのモニターを載せている長持ち?(蓋つきの大きな箱)に目がいき、つい質問。

Maki「この家具素晴らしいですね。展示のために韓国から持ってらしたのですか?」
案内の女性「大使館のものですよ。骨董品です」

肝心の陶芸作品の前にかなりの年代ものの『作品』に出会ってしまった。実用的なものに心惹かれるのは、Makiがどっぷり俗世の人間だからだなぁ。

VTRはよくできていた。土を集めるところから始まり、その土を水に溶かして漉して陶芸に向くものだけ抽出し混ぜる。そうして出来上がった年度をこね形成。釉薬も既成のものだけでなく陶器を焼いた後の灰から自分で作る。徹底的に自分ですべてんの工程に自分らしさを出しているようだ。

案内の女性「大英博物館に展示されたり、韓国では大統領もご覧になるのですよ」

そんな有名作家の展示会無料で素人Makiがみていいのか・・・。

作品自体は白磁あり絵付けありと普通だが巨大なので実用品というよりは完全に『作品』であった。中にちょっと心引かれたのは、わざといびつな形の作品。色も自然の泥のままに見えるよう焼かれていた。

事前に大作家なんて吹き込まれると なんだかすべての作品が仰々しくてかえって楽しめなかったのが素直な感想。

つくづく思う、あまんのじゃくMakiなんだなぁ。有名ならわざわざ見なくてもいいや とついつい投げやりな態度になってしまう。
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