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2010年10月26日05:15

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温故知新…その5:最新 犬の飼ひ方と訓練法

写真(左上)→渋谷駅のハチ公(銅像では無いわーい(嬉しい顔)) 肩ニ尺一寸 十一歳…いわゆる秋田犬とある…『最新 犬の飼ひ方と訓練法』より。

写真(右上、中央または下)→詐欺師アトリ(当時4ヵ月齢)…。


こういう表現をすると、多分、いや絶対に怒られると思いますが…『ナニナニちゃん、だめよ』なんて言って、叱ってるんだか、そそのかしているんだか分からない口調でベタベタと犬を可愛いがっているような方をよく見受けますが(ご婦人に多い)、本心から自分の子供のように可愛いがるのであればもうちょっとお考えになられたら如何かしらと思う場面に遭遇することがあります。

さて、『最新 犬の飼ひ方と訓練法』(最新と言っても昭和9年当時と言うことですがわーい(嬉しい顔))には、そんな方には無縁だと思う記述が…『犬から受けた恩恵』と題されているものがあります。

『私(中村天風→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%A4%A9%E9%A2%A8)は明治三十五年、横川、沖等(ら)と一所(緒)に三年の間(あいだ)軍事探偵の生活をして居ました。』という書き出しですが、こんなこと(スパイ活動、工作活動)を書いちゃってよかったんですよね。…その後、日露戦争があり…昭和9年までにはそれから相当の年月は経過していますが…。

大陸でのスパイ活動において、隊馬商に変装し、犬(※軍用に訓練されていない犬たちだが伝令等に携わらせたようだ)を同行していたようで、色々と犬に救われたとか。

※軍用犬の詳しいことに関しては『帝國ノ犬達』(ブログ)http://s.ameblo.jp/wa500/等で検索してみて下さい。

『犬というものは可愛いがりかた、主人側の親しみ方によって、人間に迷惑をかける様なことは決してしない。私は犬位正直なものはないと思う。犬は決して嘘を云わない。人間同志は如何に仲が良くてもまた夫婦、親子、兄弟であっても嘘を云う、犬は決して嘘は云わない、嘘のある人間が嘘のある考え方で可愛がるから犬の正直を傷つけると云う事になるのではないかと思って居ります。』と、途中に記述されています。

普通はそうですね。異論はございません。

しか〜し、ウチのアトリ(エアデール)という犬は嘘をつきます泣き顔嘘というより策略か冷や汗

まあ、仔犬の頃から相当な策士振りを発揮していますが…ドッグカフェで、左側数メートル先に犬用のオヤツやオモチャ等を陳列してある棚があるが、そちらへは飼い主が行かせくれない。お店の方がアトリを呼ぶと、飼い主も仕方なく、お店の方のほうへは行かせてくれる。

そこで、アトリはお店の方に呼ばれるのを大人しく待ち、呼ばれれば飼い主が仕方なくリードを緩めてくれるので、呼んだ方のほうへスタスタと一直線に向かう。

その呼んだ方の手が届くかどうかという距離まで進み、撫でてもらうのかと思った瞬間、アトリは鋭くターンして、左後方にある、オヤツやオモチャが置かれている棚へ一直線!ふらふら嘘は泥棒の始まり泣き顔

…続く




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