mixiユーザー(id:28651168)

2010年10月21日21:59

42 view

温故知新…その2:最新 犬の飼ひ方と訓練法

その昔、ウチの犬が警察犬協会(PD)の行事に出るようになって、PDエアデールテリアクラブのイヤーブックに何か書いてくれと役員さんから言われて、その犬を繁殖した訓練所(PDの行事には出ていない)とは関わりたくないし、この世界はそういうことに関して訓練士も気遣かうので、訓練に関連すること以外で書いたのですが…。

妻が犬を飼うにあたって、大型犬を選ぶのならプロの訓練を受けさせることを条件にした。

同時に私は、妻がどんな犬を選んでも、後に基本訓練を受けさせることが決まっいても、躾?等のトレーニングは私がすることになるだろうから、それをほぼ完璧にこなさなければならないので、犬について一から勉強し直さなければならなかった。

犬種図鑑やら愛犬雑誌(月刊誌は全種毎号数年間購入した)やら躾や訓練等、あるいは犬の行動学の類いに至るまで片っ端しから読んだ。

もともと、動物好きで色々な動物を子供の頃(蝙蝠とかも)から飼って来ているので、獣医が診ないような種なんかは自分が獣医代わりをしないといけないので病気や治療について、また行動学や心理についても興味があり、そのような書籍等も前々から読んだりしていた。とは言え、中年になって、苦労の多い犬は飼いたくなかった…。

飼う犬種は妻自身で選んでほしいので、希望を聞くと、いわゆる超大型犬だったふらふら

住まいが、マンションだということで、規制がなくとも…このマンションに住みだした時の管理人の話しでは、警察官である居住者が白くてデカイ犬を飼っていたということである。グレピ(ピレ)とかサモエドか…。

デカイ犬はヨダレも凄いし、抜け毛の量も半端ではないだろうから、犬も人間も可哀相だから諦めてくれた…。

数カ月経っても決めかねているので、私はワイアーヘアード・フォックス・テリア(W・F・T)とともに育ったので長脚テリア系に惹かれるところがあるのでW・F・Tか、プードルをすすめようかと思ったが、W・F・Tはヤンチャがチャームポイントいやセールスポイント?なので、もし超ヤンチャな個体にあたると妻のような初心者には向かないかもしれない。

できれば抜け毛の少ない犬種ということあり、そういう犬種に絞り込んでいたので、比較的大型となればエアデールかスタンダード・プードルかジャイアント・シュナウザーというところであるが…。

結局、あれこれ考えて、人間のウワテをゆくというエアデールに決まったもうやだ〜(悲しい顔)かなり月日が経って、妻が本当は『G・シェパードが好き』だともうやだ〜(悲しい顔)サッサと言えばいいのにと私が言うと、『怖いから…』もうやだ〜(悲しい顔)怖いって、仔犬から育てるのにもうやだ〜(悲しい顔)成犬の姿が好きなのに怖いという矛盾するような複雑な心境もうやだ〜(悲しい顔)その数カ月後、イキナリ4歳過ぎのドーベルが来た時は怖くてドキドキしたらしいもうやだ〜(悲しい顔)先住のエアデールより従順なのでホッとしたらしい考えてる顔エアデールはドーベルより獰猛考えてる顔いいえ、どちらも愛嬌一杯ですわーい(嬉しい顔)シェパードやドーベルと闘えと言われれば闘うかもしれないし、抑える自信もありますが、グレピとは闘う気もしないし抑える自信もない。足が遅い(飼い主談)から逃げるしか…私は妻が飼いたいというグレピのパワーのほうが怖いわーい(嬉しい顔)身近に骨折等の被害にあったグレピの飼い主が複数いる泣き顔

巷では、ボーダーコリーが頭のよさでは一番というが、総合的にはエアデールが一番のような気がする。エアデールを飼っているからそう言う訳ではなく、ボーダーコリーもそうだがG・シェパードやベルジアン・シェパードは犬ぽさを満喫できて申し分ないのだが、何だか偏っているような気がするし、エアデールの賢さは人間ぽい。だから、使役犬としてはイマイチと言われるのかもしれない…わーい(嬉しい顔)

そういうエアデールだが、室内でのトイレトレーニングは1〜2週間で完璧…よく推奨されている、閉じ込めるやり方ではなく、10畳ほどのスペースに、四六時中フリーにしてポツンとトイレシートを置いて。おかげで私との外出時にはトイレシート無しでは排泄できないハメに。4ヵ月齢からお世話になった訓練士に屋外での排泄のトレーニングをやむなくお願いした。

脚側行進ならぬ脚側歩行(別称リーダーウォーク)も1〜2週間でバッチリ…それもモチベーター無しで…何かの刺激があっても知らぬ顔で歩き続けることができるようになるには数カ月かかったが…。

家庭犬には訓練はいらないというインストラクターもいるが、訓練とは何も警察犬だとか軍用犬や盲導犬のような特殊な作業をさせる狭い意味のものだけでなく、日常生活においての行動を身につけさせる為のトレーニングも一つの訓練だと思うし、飼い主の心構えがそれくらい真剣でないと犬も真剣に覚えようとはしないのではないかと思う。

リラックス、遊び気分ももちろん考慮してトレーニングすることも訓練には含まれる。ただ、トイレトレーニングやリーダーウォーク(ヒールウォーク?)には弱い強制も必要で、それは陰性強化と言われるようなものではなく、トイレシートの上に連れて行くとか、飼い主より先を歩かせない、遅れて歩かせないという程度の強制ぐらいは犬にとっては嫌なことをさせられているという認識はないと思う。

何もリーダーになる為だとか、主従関係や信頼関係をつくるという理由ではなく、『犬にしてもらう』ではなく『犬にさせる』というようなごく普通のことを犬に認識させる為である。

トイレトレーニングとリーダーウォークのふたつをうまく教えることができれば、自然に犬との意思疎通がある程度できるようになっているのではないかと私は思っている。

このふたつは、失敗を重ねてはいけないし、幼いうちに身につけさせれば無理がない上に、染み付くように身につく。『鉄は熱いうちに打て』ではないが、日常の行動を身につけやすい時期(月齢)に身につけさせてやるということが大切だと思う。

よく、いつから、何々ヵ月齢だからまだ早いかだとかの質問があるが、呑気なことを言っておれば、必ず悪い癖がつき飼い主は苦労すると思う。

幼犬の場合、繁殖者や販売者はともかく、犬が一般の飼い主に渡る時はそこそこの日齢あるいは月齢に達しているはずなので、トイレトレーニングは犬を迎えた時から、リーダーウォークは、首輪に馴らすことから始め…犬を迎えてスグ…1週間もすれば環境や飼い主に馴れるのでリードをつけ、オヤツやオモチャで気を引いてでも少し歩く練習をし、決して無理はせず徐々に馴らす…抱いて屋外の環境にならすのも大切…屋外の地面に脚をおろして歩くことができるようになれば、初めて外を歩く瞬間からリーダーウォークを教えるほうがよいと思う。しかし、怖じけづくタイプなら無理をせず徐々に馴らすというやり方をする。

私の場合は、玄関先で座り込むなどして歩こうとしない犬に対しては、そこで少し遊ばせるなどして自発的に歩きだすのを待つ。

しかし、いきなりリードを引っ張るように好き勝手に歩こうとする犬には私の歩調に合わせて歩く練習をする。道路なら危ないので、訓練士などがよくやるターンして教えるのではなく、立ち止まるだけでいいと思う。

躾や訓練について説明する気はないので…この辺で…古書について掛け離れた話しになったようですが、古い考えで犬をトレーニングするなというインストラクターの言論に対して、古い考えとはいかなるものか考察してみようと、日本に軍犬や軍用犬などが存在した頃に遡って、その頃の犬関連の書籍を見てみることに…続く


0 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する