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2010年09月20日19:17

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【一言】 今や入れ歯も中国・無免許者製作ですよ

歯科技工士法第17条は、患者の口の中に入る「補綴物」、いわゆる入れ歯や挿し歯を、国家資格を持つ歯科医師or歯科技工士以外が作る事を禁じており、違反すれば偽医者同様、法律により処罰されます。

が、最近は安価である事を理由に、歯科医師の間で、中国で無資格者の作成した補綴物を輸入し、患者さんの口の中に入れるという事例が非常に増えております。
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20100206_1_1.html

少し前の調査で、7%の歯科医が中国製補綴物を使った事があるというアンケート結果がありましたが、(後暗い事ですし)実際にはもっと多いでしょう。
勿論、充分な医療知識と技術教育の基で安全な補綴物を提供するという、歯科技工士法の理念にも反する行為なのですが、裁判所や、技工士免許を交付する厚生労働省でさえスルー状態です。
法の目をかいくぐる為、中国からは「雑貨」として輸入されています。
また、安価ではあっても、その差額が患者さんに還元される事もほとんど無いと聞きます。保険治療であれば尚更ですね(請求額が定められている為)

勿論違法業者も「安全だ」とは主張しますが、毒物ギョウザ事件、メラニン牛乳事件、玩具での鉛の使用など、日本では考えられないような製造過程を平気で行っているのが中国という国なのです。
立ち小便の跡が残る冷凍室、床に落ちた商品を平気で出荷するアイスキャンデー工場の実態(中国テレビ局の報道)がネットで取り上げられたのも記憶に新しいところです。
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51533787.html

他の製造業同様、中国製の違法補綴物に押され、「技工料金は医療保険点数の7割が妥当」とする厚生大臣(当時)告示を無視した無茶苦茶な値引き要求に耐えかねて、国内の技工士は次々と転職・廃業しています。
また、技工士専門学校もここ数年で1/4が閉校しました。私の母校も定員割れしていると聞きます。
世界でも有数の技術を誇る日本の歯科技工は、ベテランのリタイヤ、現役の脱落、新人の供給不足で、もう担い手がいない状態なのです。

もっとも身近な「人工臓器」として、あなたの健康を支える入れ歯や挿し歯。
もし、このテキストを読んで思われる事があるならば、治療の際には「信頼できる日本の歯科技工士が作ったものを入れてほしい」と、一言ドクターに伝えていただきたいと思います。



iPodは日本の町工場の技術から生まれた? 世界に認められた日本のすごい技術
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1347689&media_id=112
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