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2010年08月20日19:22

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「サラ金殲滅」

サラ金殲滅
2010年7月1日 第1刷発行
著 者  須田慎一郎
発行人  蓮見清一
発行所  株式会社 宝島社
ISBN978−4−7966−7242−9

目次
まえがき
序章 サラ金殲滅
 金融庁首脳が筆者に漏らした“退場勧告”
 “金融食物連鎖”の正体
 サラ金丸儲けを演出した“株式上場”
 ソフトヤミ金の債務者たち
 自分が多重債務者だと気づいていない人々
 人を追い詰めてきただけの金融
第1章 銀行のサラ金喰い
 MUFGがアコムを見捨てる日
 サラ金の上前をはねたメガバンクの罪
 貯めてから使うか?使ってから貯めるか?
 都市銀行が無担保、無保証の「個人ローン」に手を染めた本当の理由
 浮世離れしていた旧三菱銀行の審査基準
 住活ローン、マイカープラン・・・・・・旧富士銀行の問題商品
 全情連情報に不正アクセスまでしていた富士銀系ノンパンク
第2章 武富士、アイフル 大繁盛の舞台裏
 アイフル・福田社長を富豪にしたマジック
 標的は二流客の不動産!アイフル「おまとめローン」のトリック
 サラ金の「やりたい放題」が許された訳
 武富士「フリーライター宅盗聴事件」の背景にあった「格付け問題」
 自動契約機が増えて、自己破産も増えた
 生活資金ではなくギャンブル融資が大半
 政界工作で悪あがきした業界
第3章 個人信用情報の争奪戦
 個人信用情報の独占こそが「虎の子」だった
 テラネットをめぐる「武富士vsレイク」の内紛
 テラネット情報をアテにして出来た「モビット」「アットローン」
 与信情報の共有とともに消える旧来型サラ金
第4章 貸金業界vs金融庁 カネ貸しの敵と呼ばれて
 「貧乏人はキャベツを食え」
 改正貸金業法成立の「内幕」
 貸金業界の敵なのか?手先なのか?
 こうして導入が決まった「総量規制」
 金融庁は「サラ金バブル」をどう見ていたか?
 半数が返済のための借り入れだった
 そもそも健全な借金はあるのか?
第5章 終わりなき過払い金返還請求
 自殺者増加と多重債務の切り離せない関係
 “獲物”となってきた低所得層の若者
 須田慎一郎vs業界御用達の学者
 グレーゾーン金利を守りたいがための独善的ロジック
 アイフル系列の業者が開けた「パンドラの匣」
 オリックス・宮内義彦の「規制改革会議」がかけた圧力
 コード71問題と過払い金返還特需
 不良司法書士の手口
 ヤミ金に乗っ取られる弁護士事務所
 過払い金返還請求はいつ終わるのか?
第6章 ノンバンク業界のマフィアな面々
 日本振興銀行のヤミ
 疑惑の数ならメガバンク並み
 カリスマ仕手筋と稲川会の影
 ライブドア残党のハイエナ集団が暗躍か
 振興銀、譲渡債権の一時プール先
 税務調査逃れの政界工作
 株価操縦スキームとバブル期の「リゾート王」
 SFCGから流出した隠し資産
 SFCG−振興銀、二重譲渡債権の暗黒
 「やっていることはヤミ金と一緒じゃないか!」
第7章 クレジットカードの新しい罠
 専業主婦が借りられないのは是か非か
 流通系企業がポイントカードに力を入れる事情
 財布の中のスペース争奪戦
 クレジット先進国アメリカの知られざる事情
 クレジットヒストリー=「信用偏差値」に覆われる社会
 小口客でも大きな利益になるカラクリ
 ポイントサービスはリボ払いへの誘い水
第8章 電子マネーとニューウェーブ金融
 電子マネーで「車券」や「馬券」が買える
 トヨタファイナンスがキャッシング、ローン事業から撤退した理由
 3000円以下の小額決済が今後の主役に
 電子マネーから金利収入を得る仕組み
 楽天ポイントが「通貨」になる日
 流通、交通、通信系企業が貸金業を駆逐する!?
終章 「借金は悪」の時代
 団地金融−現金の出前いたします
 最初は新興中流層が客だった
 生き残るには暴力的な取り立てしかない
 「信用情報」を追い貸しに使ったのが運のつき
 多重債務者の救済コストを社会に押しつけた罪
主要参考文献

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