烏鎮管理会社からの要求で、
河に面した外壁に花を置く棚を作ることになった。
最初は「こんな小さなところに花を置いたくらいで景観変わらんだろ、それよりもっと課題はあるんじゃない?」とムッとしかけたが、
すぐに「まあ久しぶりに日曜大工で面白いもの作ってみるか!」
と気持ちを切り替え、
昨日一日がかりで花棚を作った。
これがまた面白い。
まず、足場のない河のほとりにどうやって棚を設置するか、
頭を一ひねり。
どんな材料でどういうものを作ろうか、
これを考えるのもまた楽しい。
自宅から店へ行く間に枯れて落ちた木の枝をいっぱい集めてきて、
施工開始。
40度に達するかという炎天下の下、
汗を滝のようにかきながらトンカチでガンガン作り上げていく。
大きなコップの水を立て続けに2杯胃に流し込む。
サイコーにうまい。
冷たい水は禁物ね!
体を壊す元ですから皆さんもお気をつけください。
通りがかりの観光客が時々声をかけてくる。
「何作ってるんだ?」
いちいち答えるのも面倒くさい。
「花を置く棚」
ごみみたいな材料を集めてトンカチやっているわけですからね。
皆さんには理解できないでしょうが、
私には私の美学があるのです。
言葉すくなに答えて、作業に集中する。
できた!
まずまずの出来。
今日の私の一日は、
小さな花棚となって残りました。
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