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2010年07月25日23:40

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(納涼!経済辞典) ワニの口  > <健全性審査>欧州7行「資本不足」…ギリシャ農業銀など

たぶん他の分野でも言うと思うんだけど財政学では、歳出と歳入のギャップが拡大傾向にある事を指します。

6月のG20首脳会合では、日本だけが財政再建目標について、例外扱いでしたが、

ま〜手の施しようがない末期癌患者のような扱いです。

その証拠に、S&Pが日本国債格下げを示唆していますし、CDSスプレッド(倒産保証金)は米独に比べ高止まりしています。

日本国債は95%弱が国内保有なので、海外の売り浴びせにも郵貯やりそなetc.政府系金融機関exclamation & question(笑)を総動員して買い支えてきました。
(『資産運用部ショック』『BaRショック』等)

モチロン国家債務危機3つの前提条件の何れにも当て嵌まっていないので、喫緊の課題と言う訳ではありません。

しかし今後、日本の景気が少しでも良くなれば、金利上昇による破綻可能性は爆発的に増大します。

アルゼンチン並みのデフォルトが起こるとすると、

為替、1ドル344円
株価、日経平均3,076円
景気、実質GDPマイナス8.6と試算されています。

どんぶり
国家債務危機三条件(タイプ)
1.累積債務増大による債務支払不能
2.外貨準備に比べて過剰な短期債務の累積による流動性危機
3.通貨の過大評価と景気の大幅悪化
ペンギン
CDS:クレジット・デフォルト・スワップ (Credit default swap) とは、クレジットデリバティブの一種で、債権自体を移転することなく信用リスクのみを移転する取引である。






http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1286607&media_id=2

<健全性審査>欧州7行「資本不足」…ギリシャ農業銀など
(毎日新聞 - 07月24日 11:02)

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 【ロンドン会川晴之】欧州連合(EU)加盟国の金融監督機関で作る欧州銀行監督委員会(CEBS)は23日、欧州20カ国の金融機関91行に対する健全性審査(ストレステスト)の結果を発表した。景気が急激に悪化したり、ギリシャの国債価格が大幅に下落するなどした場合、91行で最大5660億ユーロ(約63兆4000億円)の損失が生じる恐れがあると予想。その上でスペイン、ドイツ、ギリシャの7行が計35億ユーロ(約3900億円)の資本不足となる可能性があると指摘した。

 7行の内訳は、スペインの中小金融機関である貯蓄銀行5行と、ドイツ不動産金融大手ヒポ・レアル・エステート、ギリシャ農業銀行。いずれも審査の結果、中核的自己資本比率が健全性の目安となる6%を下回るとして「不合格(資本不足)」と指摘された。

 7行は自力で増資するか、各国政府などが公的資金を投入して資本増強を図る見込み。ただし7行の資本不足額は、事前の市場予測の10分の1にとどまった。一方、英HSBCやドイツ銀行など主要行をはじめ、経営が不安視されていたドイツの州立銀行などはすべて「合格」となった。

 審査結果を受け、CEBSと欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)は共同で「審査の結果、欧州金融システムの健全性が確認された」との声明を発表した。共同会見でも、米国が09年5月に公表した同様のテストよりも「厳格かつ包括的である」と強調。不安打ち消しに努めた。

 同テストは、09年秋に表面化したギリシャの財政危機をきっかけに、欧州の信用不安が拡大したため、金融機関の情報開示を進めることで不安沈静化を図るのが目的。6月のEU首脳会議で実施と公表が決まった。

 審査は、中核的自己資本が6%以上を維持できれば「合格」で、(1)株式市場が2年連続で10%下落(計19%)(2)2年連続で景気が3%減速、株式市場が20%下落(計36%)する(3)保有しているギリシャなどの国債価格が大幅下落−−など3通りのシナリオで実施した。

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