事務所の先輩である酒井麻吏さんからお誘いをいただいて、
インプロに出演します。
インプロ、初挑戦です
インプロとは台本や稽古などなく、その場で与えられたお題などを、
即興で一本の芝居に仕上げてゆく、というものです。
桃井かおりさんのお兄様が経営する
乃木坂の Theatre & Co.COREDO に於きまして、
<strong>
コレド演劇祭
木曜コレドシアター『即興劇の夜』</strong>
が、開催されております。
6月10、17、24日の毎週木曜日、エントリーした複数のチームで上演し、
その中から選ばれた3チームは7月1日(木)の決勝戦に進出です。
以下はCOREDOのホームページより抜粋。
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<strong>木曜コレドシアター
即興劇の夜 </strong>
俳優が与えられた状況の中で即興で役柄や台詞を作り出していくインプロとも呼ばれる即興劇の世界−−そこには芝居がどうやって始まり、どう展開し、どう結末を向かえるのか誰にも分からない予測不能のスリルとサスペンスがあります。そうした演劇の原点ともいえる時間を演劇好きの皆さんで共有したく、コレドシアターでは六月の毎木曜の晩に「即興劇の夜(インプロナイト)」を開催します。
日程:
予選: 6月10日,17日,24日 各木曜日(開演19時)
決勝: 7月1日(木) (開演19時半)
観覧無料/ドリンクまたはフード(500円より)をワンオーダー以上
参加資格:
プロ/アマ問わず。
二人以上、四人以下のグループ。
前日までにエントリ票を提出、または電話にてエントリ登録。
※先着15組
同一グループでのエントリは二回まで可。
詳細情報:
参加費無料。
当日18時までに当シアターに集合。
出演順はくじにて決定。
出演者は出番直前に「舞台設定」(例えば公園のベンチ)を知らされ、短い打ち合わせの後、即興劇を開始。
小道具もこちらが用意したものの中から選択。
1グループの上演時間は最高20分。出演者同士が自主的にエンディングに持って行き、短い時間(例えば1分)での終演も可。長くなった場合は19分を過ぎた時点から照明をFO。
毎週の予選会で優秀賞を選び、三組の優秀賞グループで7月1日に決選会。
決選会にて最優秀賞に輝いたグループには、今年9月から来年7月までの間にコレドシアターでの二日間の公演を使用料無料でおこなう権利を贈呈。
お問い合わせはコレドシアター(03-3470-2252:16時以降)まで。
千代田線 乃木坂駅二番出口右隣(一番出口正面)
日比谷線・大江戸線 六本木駅より徒歩8分
銀座線 青山一丁目駅より徒歩10分
有限会社シアターアンドカンパニー
〒107-0052
東京都港区赤坂9-6-41 乃木坂ビルB1
TEL03-3470-2252 (COREDO)
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私は
<strong>24日</strong>に
※ 酒井麻吏、登根嘉昭、上の平多香 のグループと、
※ 岡本牧子、大塚秀記、上の平多香 のグループと、
同日に2回エントリーしております。
酒井さんは事務所の先輩でとても存在感ある女優さん、
登根さんはボサノヴァのシンガーソングライターでもある俳優さん、
岡本牧子さんは元NLTの女優さんで、実力派です。
大塚秀記さんは私の同朋で、私は彼の非常にナチュラルな演技に惚れています。
みなさんとーっても個性が強く、そして、
若手の参加者が多い中、どちらも目立って平均年齢の高いグループです(笑)
実は10日に観客として観に行った際に、
登根さんと飛び入りで1回やっちゃいました
エントリーチームが全て終わり、その日の優勝グループが発表された後、
「飛び入り大歓迎!」
の、声があがったので、
登根さんとは初対面でしたし、練習がてらやっといてみましょうか、
と、いうことで。
飛び入り参加は2組。私達は最後でした。
設定の書かれた紙が一枚ずつ入っている封筒をひとつ、
私が引かせて頂きました。
う〜ん、ドキドキ
何が出るかな…?
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設定 タクシーの中。
乗る時なのか、乗車中なのか、降りる時なのか、それは自由。
登場人物 タクシーの運転手(女性ドライバーもあり)とお客。
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打ち合わせ時間はなんと5分!
少な〜い
舞台裏で登根さんと…
多香「私、免許持ってるけど運転できないんです
」
登根「じゃあ、僕が運転手やります
」
多香「私はどうしようかな…どんな人物…とりあえず職業は…」
登根「モデルとか…あ!ネイルアーティストなんかどうですか?」
多香「う〜ん………霊能師
霊能師でいきます
」
登根「(吃驚!)」
多香「とにかく最終的に心から私を信じてください!」
あとは結末だけバババっと決めて、いざ、出陣
あとは野となれ山となれ!
で、どんな話になったかをザックリと申しますと、、、
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女性客を拾うタクシー。
行き先を尋ねるがあまりにも説明がトロイので、
とりあえずわかるところまで行きます、と、車を出す。
道中、何を質問しても、何を話しかけても、
運転手の左肩一点を凝視したまま
「…ええ。」
としか答えないお客。
やがてその女性客が霊能師だということがわかり、
運転手の過去が明かされていく。
最初は斜に構えていた運転手だったが
霊能師とのやりとりの中で煩悶しだし、
そしてやがて霊能師によって心洗われ、感涙し、
彼女の所属するレオノーラ教に入信することを約束する。
霊能師の目的地『御本尊』に到着し、
運賃もとらず、必ずご連絡くださいと名刺を渡す運転手。
霊能師はお清めの祈祷を捧げ、『御本尊』の中に消えてゆく。
ここで観客は単純な男が新興宗教にみごと嵌められて
この話が完結したと思い、大爆笑と共に拍手喝さい。
…だが、
胸いっぱいで見送る運転手。
霊能師が消えた方に深々と手を合わせて顔を上げる…と、
『御本尊』の建物の看板が目に入る。
「吉野心療内科クリニック…?」
暫く放心状態の運転手。
しかし、今日、心が動いた事実に思いを馳せ、
少し笑って車を出した。
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いやぁ〜、緊張しましたわ〜
でもね、ぶっちゃけ、この日の上演作の中で多分一番ウケましたょ
それにしても打ち合わせ時間5分は厳しい〜
酒井さんからは実験的な遊びのつもりで、と、言われてましたが、
いやはやこれは、遊びも遊び、
<strong>『本気の遊び』</strong>
です
お客さんの反応など手応えはありましたが反省点も多々あり、
何しろ登根さんとはお互い初対面である、と、いうことも含め、
来る本番の日のために反省会などをしてから帰りました。
それで、ですね、
次回
<strong>17(木)</strong>も観客としてCOREDOに行くことになっているのですが、
もう一度登根さんと飛び入りでチャレンジすることを決めてます。
何が出るやらどうなることやら、なにしろインプロなので
やる本人達でさえわからないのですが、
やるからにはぬるい事はやりません。
腹括って臨みます。
絶対、観客を楽しませることを誓って板に乗ります。
なにしろ
<strong>『本気の遊び』</strong>
ですから
…と、大きく出てしまいましたが、
こう宣言することで自分にプレッシャーを掛け、
逃げ道を自分で塞いでしまうのだ。
きゃあ〜っ!
怖い〜っ
楽しく頑張るぞ
特にチケットの予約などは要りませんが(観覧料は無料です)、
もしいらして頂けるならお知らせ頂けると嬉しいです
ますます緊張感が高まりますから(笑)
もちろん飛び込みもOKです
そして終演後は是非、声をお掛けください
この機会にお会いしたことのないマイミクさん方と
直にご挨拶できたりなんかしちゃったらこれまた嬉しいです
お芝居やってる方も、当日飛び入りしてみちゃおうかな…、な、感じで
ご参加なさってみてはいかがでしょう(参加は二人以上の出演者で)。
もちろん、ご覧頂くだけでもOKですよ
いろんなグループが出てるので、
色んな意味での勉強や刺激にもなると思います
みなさんのご来場、心からお待ちしております
Theatre & Co.COREDO (コレド演劇祭詳細)
http://www.tc-coredo.join-us.jp/produce.html
千代田線 乃木坂駅2番出口のすぐ右隣の地下一階です。
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