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2010年01月16日07:30

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アッラーとキリスト教

 マレーシア高裁で「アッラー(もしくは"アッラーフ")という単語を、キリスト教(カトリック系雑誌)の神の訳語にも使って良い」という判決が出たら、ムスリム達が猛反発したそうな。「アッラーはイスラムだけのもの、キリスト教が使うなんてトンデモないっ!」と。反発の余り、暴れるムスリムもいてるとか。


 でも、これってオカシクない?だって、アッラーは名前、固有名詞じゃないもの(イスラム教では神に名前がない)。
   「アル」(= 一つしか無いものを示す定冠詞)
  +「アッハー(フ)」(= God )で
  =「アッラー(フ)」、普通名詞。なので、キリスト教の神を表現するにも使わざるを得ない単語だと思う。実際、アラブ圏のキリスト教の聖書では、ヤハウェではなくアッラーフと書かれているらしいし。そもそも、イーサー(イスラム教でのイエスの名前)が語っていたのも、イスラム教ではイスラム教と同一の神についてだということになっているし。なので、高裁の判断は正しいと思うんだけどなぁ。反発しているマレーシアのムスリム達、アッラーを神の名前だと勘違いしてやしない?
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