mixiユーザー(id:11340918)

2010年01月12日23:51

37 view

JALでこれから起きること

JAL年金減額 首相「責任を」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1074685&media_id=2

僕の勤めている会社もご多分にもれずJALの株主であり、出張の時には通常よりも割安な「株主優待券」を使えといわれているが、100%減資が実施されてしまうと、「株主優待券」も今後は使えなくなるんだろう。

今後JALの再建に関連して起きるのは、憶測も含めて以下のようなことではないか。

1.「長銀(現在の新生銀行)」ではないが、「企業再生支援機構」を受け皿にして、債務免除やらリストラやらをやって会社としての体裁を整えた後で、外資に売り飛ばすような気がする。もしかしたら、既に政府は米国政府と内々にそういうシナリオで合意しているのかも知れない。結果として相手が「デルタ」だろうと「アメリカン」だろうと同じことである。

2.採算改善のためという大義名分の下、地方路線は大幅に切り捨てられる。旧国鉄からJRに民営化された後、地方の赤字路線が削減されたのと同様である。

3.結果として、地方の今でも閑古鳥が鳴いているローカル空港はますます落ち目になり、閉鎖に追い込まれるところも出てくる。

4.債務免除や年金カット、リストラ等を駆使して重荷を軽くしたJALに比べて、地道にやっているANAは「正直者は馬鹿を見る」という訳ではないが、競争上たいへん不利な立場に追い込まれる。これら2強以外の新興航空会社も含めて、不毛な価格競争に陥った場合には、揃って「共倒れ」ということもありうる。

5.今回のドタバタの影響で、JALの現場は相当にモラールダウンしていることは否めない。不謹慎かも知れないが、再び大事故が起きる危険性が徐々に高まってきているように思えてならない。
0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する