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2009年12月30日16:01

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【愚考】 レンタル彼女

仕事中は暇なので、くだらないことを考えている。
先日考えていたのは、レンタル彼女について。

彼女の効能ってのは、主に三つあって。

見せびらかす
人との触れ合いで癒される
色事

三つめの色事に関してだけなら、デートクラブのようなものがあって、満たされたりする。
けど、考えていたのはそれじゃなくて。


そもそも最初は婚活について考えていたのだった。

婚活、結婚しようと活動することよね。
そして、それに対してお金を払う人たちがいる。
結婚相談所とか。

じゃあその相談所は何をしてくれるのか。
要するに、相手候補を紹介してくれる、のだと思う。たぶん、知らないけど。

さらに、たぶんだけど、もて方講座のようなものもしてくれる、所もあると思う。
そのほうが客が呼べそうな気がする。

それをもうちょっと進化させて。

結婚するためには、自分が相手から望まれるような人間になればいい。
ま、それだけじゃないですけど。
でも、少なくとも相手に望まれないようなら、機会がいくらあっても結婚できない。
意地悪だったり、何かっていうとすぐ舌打ちしたり、そんな人にはなかなか相手ができない、だろう。

そこを、学校のような形式で、教え込む、育て上げる。
「結婚生活に耐えうる人材養成講座」 みたいなもの。
ある程度長期で。一年くらい。

心構えから、歩き方、笑い方、話し方、化粧の仕方、服の選び方、デートマナー、なんならベッドテクニックまで、一式教え込む。

講師は、たぶん企業やなんかでそういう講師をしている人を呼ぶ。
ぼくも何かのバイトをするときに、挨拶の仕方とか習ったことがある。
ああいう人は探せばいるはず。

ここで気をつけるのは、あくまでも実際的な講座にすること。
「いい人になりましょう」 的なことは求めていない。
もっと具体的に、目的的に。

恋愛って、ぼくの思うところでは、「相手の気持ちを、自分の気持ちより優先して考える訓練」 だと思ってる。
これが上手にできないと、結婚生活はたぶん難しい。

これは意識のことで、気づく人は放っておいても気づくけれど、気づかない人はとんと気づかない。
これを強制的に考えさせる。講座で。
基礎心理学や基礎倫理学、囚人のジレンマやらそこらへんを知識として与え、考えさせる。

で、ここからがポイントだけど、一年の講座が終わったら、「レンタル恋人」 に登録できる。

基本的には色事は抜きで。ま、希望者は (客じゃなくて、貸し出されるほうが希望すれば)、色事つきでもいい。

いっとき、彼女が欲しいことって、ぼくはたまにある。
ジェラートが食べたいけれど、一人じゃどうも寂しいときとか、
ディズニーランドに急に行きたくなったとか、
急な休みで飲みに行きたいけど、一緒に飲む相手が見つからないとか、
考えがどつぼにはまってしまって、真剣に自分の言うことを聞いてくれる誰かが欲しいとか。

別に色事はいらない。ちょっとそばにいて欲しい、ってことはある。
でもわずらわしいのは嫌だ。

と、そこでレンタルですよ。
一日とか数時間とか借りて、一緒に楽しむ。

ここでポイントは、貸し出される側にとっては、別に仕事じゃないってこと。
まあ仕事でもいいんだけど、それにもちろんお金は払われるのだけど、基本的には、恋人探し。あんど、練習。

つまり、本当の恋人と付き合う前に、レンタルされて、いろんな人とちょっとだけ付き合ってみる。練習する。習ったことを実践する。
そういう場所。機会。

そして、そこでいい人がいれば、組織を退会して、結婚したっていい。というかそれが推奨される。
もちろん普通の結婚相談所のように、会員同士で練習したっていい。それには料金は、、、どっちも払うのかな。



とね、いいのは、まずこの講座を受けた人はいいよね。

結婚するにふさわしい人になれる。
あくまでも技術的には、ってことだけど。
家計簿の付け方も、料理の基礎も、簡単な裁縫も、一式習ってくる。
笑顔も素敵だし、相槌は上手に打てるし、自分と恋人の意識のすり合わせとかも上手にできる。相手の気持ちも少しは考えられるようになる。

もちろんそもそも上手な人、結婚に向いている人、愛されやすい人はいる。
そういう人は別に何の訓練も必要ない。勝手に結婚していく。
でも、そうでない人、何かうまくいかない人でも、同世代の何の訓練も受けていない人よりは、結婚しやすくなる。



次に結婚相談所。

これもいい。
今は、紹介して、そこでお金とって、うまく結婚できたらまたお金取る、って形かと思うけれど、それにしては高い。よね、たぶん。

内輪だけでお金のやりとりをするから高くなる。
外からお金を引っ張ってこなくちゃ。ということで、レンタル彼女。

レンタル彼女のほうでお金を稼げるから、会員からはそんなに取らなくていい。安くできる。
しかも、会員の価値を高めて商品出荷するから、成婚率も高い。評判も良くなる。



レンタル彼女を借りる人

これもいいよね。
あんまり聞かないけど、たぶんこういう組織はすでにあると思う。
でもこれをもっとカジュアルに。そして、手軽な婚活として使える。
つまり、レンタルした彼女がすばらしければ、口説けばいいのだ。

あ、さらにいいこと思いついた。
そこで、彼女のほうから見て、男がそれほどイケてなかったら、その講座に紹介すればいいんだ。
講座で一通り勉強させる。
赤ちゃんのあやし方から、男の手料理、彼女の愚痴の聞き方、ファッション、しぐさ、結婚に向けての覚悟、そういうものを講座で学ばせる。
そうすれば、イケてない彼もイケるようになるかもしれない。
紹介制度、これはいい。もちろん割引とかはある。

そして会員同士の結婚が成立したら、報奨金と言うのか、結婚式費用くらいは出してやればいい。
何なら会員仲間も結婚式に呼ぶ。幸せそうなカップルを見て、さらに結婚したくなる、ってすばらしい仕組み。



あ、脱線した。

いいじゃないこれ。DVもちょっとは減るだろうし、離婚率もちょっとは下がるだろう。
子供が生まれれば日本の老化もちょっとは緩和される。



まあ普通社会というところでは文化というものがあって。
その文化を学んで大人になるわけです。
が、今、現実にその文化って弱いよね。この日本でってことだけど。
核家族だったり、個人主義的だったりで、先人の失敗が継承されていない。されにくい構造になってる。
おかしな人を正す機会が少ない。

しかし、これを社会に求めても、今すぐに、というわけにはいかないので、企業がやるわけですよ。お金とって。教育を。文化の継承を。

もちろん企業が作る文化ですから、偏りはある。画一的になるかもしれないし、そもそも文化ってそういうものじゃないのも分かる。

でも、今現にうまくいってないなら、そういう形で臨時に文化を繋いでいくことは必要なのでは、


・・・とかいうのは後付ですけど。



どうかしらね、たぶんこんな考えが逆鱗に触れる人もいるとは思うけれど、言ってみた。
ご意見求む。



あー眠い。昨日からずっと寝てないんだよね。
今晩の仕事で今年は終わり。
やれやれ。

そう、それで、「レンタル彼氏」 というものを考えていて、
「自分はレンタル彼氏として商品価値はあるかな?」 と考えていて、
「ないな・・・・げっそり
と凹んでいたのでした。

僕もこの講座を受けなければ。

あ、これはそのまま就職活動用にもなるし。
見栄えの良い人間になれば、採用されやすい。
それは女性に、彼氏として採用される、って事と同じ。







あ、さらに思いついた。

「離婚準備講座」
「連合いの葬式準備講座」
「相続問題でもめないために講座」
なんかも開催すれば、結婚してからも囲い込める。

何なら特別に
「性教育 カーマスートラに学ぶ」
とかもいいかもしれない。

「いじめられない子供の育て方講座」
あるいは
「意外に大変な子供社会を生き抜く方法講座」 (子供向け)
なんてのもいいかもしれない。

需要はあると思う。
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