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2005年04月10日15:28

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那須ですな (その1)

タイトルは回文。だからどうした、の極み。……えぇと、写真も多く、長文な旅行記ですので、読み流し推奨で。且つ、なんか縦に長くなりすぎたので2回に分けます。後、ここに無い写真も、アルバムに収めていますので、よろしければご高覧くだされ。
http://mixi.jp/view_album.pl?id=33908



▼野草料理を食べに

昨日のお話し。会社の人と(マイミクではみぇ殿がおりました)、栃木県は那須に行ってまいりました。

発端は「春だし、どっか行きたいねぇ」という雑談と、たまたま小生が見ていた“草花宿”という食事処のサイト。ここ、3年半前に家族と叔母とで那須を旅した際に見つけたのですが、「野草料理」を謳うだけあって、いわゆる「スローライフ」的な食事の数々を楽しめます。素材が素材だけに多少食べる人を選びますが、小生にはどれも美味しく調理されているな、と思えました。ロケーションも、周りに何も無い一軒家の居間で食事に招かれたような、とてものんびりしたところです。

という話しをしたら、「じゃあ行こう」。こういう時のフットワークは軽いのですw。

▼草花宿

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躍動感

那須塩原駅前の銅像。上着の下に乳房とヘソが見えるので「肌?」と思って目を下に移すと、スカートのようにめくれて、さらに下にパンツらしきものを穿いています……ていうかそれ以前に、なんか空襲で逃げ出してる人みたいなのに、タイトルは「みどりのよろこび」。いきなりの先制パンチ。あなどれません、那須。(ちなみに、塩原出身の彫刻家佐藤健次郎氏の作品のようです)

レンタカーを駆って、まずは草花宿へ。国道4号線から回るのが最短ですが、渋滞しているので、眺めもいい北側の高原道路(県道30号線)を周るのがコツです(上写真)。草花宿までは約25分、県道21号線という道路から横道に入るのですが、よーく見て案内看板を発見しないと、間違い無く見落としますw。

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小奇麗な民家のような草花宿

前回来た日は、13時を回っていたとはいえ小生の家族以外のお客さんはいなかったのですが、今日は10人以上の団体を含めて、大混雑。夫婦二人で切り盛りするこのお店では、大変な騒ぎでしょう。事実、配膳をする奥さんも、食事の後で「去年も、ちょうどこの日(4月の第2土曜)だけがものすごく混むんですよ」と仰ってました。うぅん、静かに食べるには、ちょうど日が悪かったようです。小生は、まぁのんびりした性格ですからこういうところで待たされるのも厭わないのですが、同伴の方々には申し訳無い気分です。

料理は素晴らしかったです。わざわざここに来るほどのモノか、と問われると確かに首を傾げますが、静かな日なら、この雰囲気の中でこの地場の健康食を美味しくいただけるのは、やはりひとつの価値かと。

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テラス席に座る見知らぬカップルw。自然の中を実感。

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独活あんかけ豆腐/野かんぞうの酢味噌和えなど

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野草雑炊

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ふきのとうや野かんぞうなど野草の天ぷら5種と石榴酒

▼モンキーパーク(前編)

さて、食事も終えて、観光開始。草花宿以外の行き先は事前に決めていなかったのですが、何故かこの日のテンションは「ショボいものを見にいこう」になっていた一行。名前にも、(事前に見ていた)WEBサイトにもその臭いを漂わせていた「那須ワールドモンキーパーク」へ向かいます。

期待は裏切られませんでした。

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先制攻撃

モンキーパークなのにゴリラ(にしか見えない)です。写真だと分かりませんが、毛がそよそよそよいでいます。いきなりの洗礼。

園内に入って、まずは世界中の猿が集まっている建物へ。……臭い……。まぁ、動物園の一種であることを思えば当然なのですが、室内で、換気が余り良くないのか、ものすごく臭いがこもっています。そして、狭い檻の中に数匹づつ入れられた様々な猿、猿……余程ストレスがたまっているのか、ちょっとした刺激にも敏感に反応するか、あるいは全くのノーリアクション。「こんな環境じゃ、ケンカするくらいしか楽しみ無いよね」という同行者の一言には得心します。

そんな猿の中、何故か睾丸袋だけが色鮮やかな猿を発見(種目名は失念)。思わず撮影してしまいましたが、「これじゃ金玉じゃなくて水玉だー」と喜ぶお下品な一行であります。

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水玉。一応陰茎は塗っておきますw

続いて猿山へ。……やる気ありません。エサを買って投げても、ノーリアクションです。だんだん可哀想になってきます。

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パッと見は立派に見えますが……

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猿たちはうなだれて動きません。

と、猿山を撮影させるためでしょうか、インスタントカメラの自販機がぽつねんと置かれていたのですが……

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よーく目を凝らすと……

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太宰おさるキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!

さらに、人類の進化博物館へ。

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入口が、ほとんど風呂屋というか居酒屋というか。一応、猿から人間への進化を、マネキンやイラストで追うことが出来る施設なのですが、イラストと言っても、

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こんな感じ。マネキンと言っても、

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こんな感じです。素人目にも、作りのぬるさが感じられてたまりませんw。さらに、何故か最後に、いかにも「付けたしました!」感満載の「古代の生物展示」があるのですが、ここがまたぬるい! 恐竜やシーラカンスが、超安物のハリボテで作られています。だのに、そのウチのひとつは、センサーがついて近付くと奇声を発しながら首を動かす作り込み。小生たちの前の親子連れの子供が、本気でビクついていました。そんなドッキリ、いらないからw。

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漫才をしているかのような立ち位置と格好

半分くらいの施設を回って気付いたのが、各所に貼られた「ライオン、トラと一緒に食べられる!猛獣レストラン」の張り紙。ちなみに、メニューはフツーのレストランメニューです。ちょっと中を覗いてみましたが……えぇと、曇ったガラスの向こうにいるようです、猛獣。店内はガラガラなのに、見えませんw。

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迷うカップル



というわけで、ツッコミどころ満載の那須ワールドモンキーパーク。今回の旅記が前後編に分かれたのはここのせいですw。えぇ、まだ続きます。というわけで、この続きは「那須ですな (その2)」にて!
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