１３日の金曜日だけどホラー映画は観ませんでした┬┴┬┴┤_・)ジ〜

ようやく明日は休みということで研修後に｢沈まぬ太陽｣を観て来ました

３時間２２分の長編で１０分のﾟ+｡休憩タイム｡+ﾟ(ｏ'ω')o□~でしたが濃密な内容で時間の長さは感じられず休憩なしでも私はいけたように思います。（あっ！でもトイレに行けて良かったです！！）
長さが気にな、って二の足を踏んでいる人も一日フリーな時に行けば多分、余裕を持って観ることができますし決して単調な内容でもないので退屈しないと思われます


内容はネタばれにならない程度に行きたいと思いますが・・・
あの航空会社の123便墜落事故を元に虚実を入り混ぜたフィクションというのは周知の事実でフィクションと言っても当時の関係者を連想させる作りになっています。

前半は突然、死別することになった肉親への思いや最後まで取り乱さずサポートの業務を行っていたスチュワーデスの姿など涙なしには観れませんでした。
当時１９８５年の私は１５歳でしたが今でもニュースに映し出された生存者の少女が自衛隊のヘリに吊り上げられていくシーンでの表情が瞼に焼きついています・・・（生存者は女性４名だったとか・・・犠牲者のご冥福をお祈りいたします。）

その反面、後半へと続く会社という組織での権力を持った者の人間性やモラルの欠如、更に大きな国家という組織での政治家の力を行使することの恐ろしさを感じた作品でした。
そして個人が組織に飲み込まれず自分の生き方を突き通すには並々ならぬ覚悟が必要だと思い知らされました。

キャストにしても｢白い巨塔｣で名演技された石坂浩二、品川徹、木村多江をはじめとする面々と渡辺謙や三浦友和、鈴木京香、香川照之などのベテラン俳優たちの共演で、ともすれば退屈になりがちな社会派映画に彩りを与え素晴らしい作品になったと思います

これはドラマにせず長くても映画にしたことで成功だったとドラマの｢不毛地帯｣なんかを観ていると主観的に感じます。

得点は今年最高の９、５点（１０点満点中）

いやぁ〜福原美穂が歌うエンディングの『Cry No More』も素晴らしかったし、言うことなしです(￣∇￣+)
今日は１３日の金曜日なのに、いい映画観たな〜☆