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2009年08月24日23:54

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零 紅い蝶

無印に引き続いて、紅い蝶。
http://www.tecmo.co.jp/product/zero2/index.htm

久々にプレイしたけど、やっぱ全然怖くないな。零の後だと特に。
怖いことは怖いけど、無印と比べたら大人と子供、月とスッポンぐらいの違いがある。

まず霊が弱いのが紅い蝶の特徴。ハードモードでも前作の半分ぐらいの強さでしかない。
さらにカメラの性能も色々向上してて、射撮するのが前よりずっと容易になってる。
これだから霊に出くわしても、ヤバイ殺される!みたいな緊張感もほとんどないし、ひらけた大通りなんかで現れた日にゃ、たんなるエンカウント戦闘でしかなくなる。
モデリングがリアルになってるのと、前作みたいに呪い殺された挙句に首が折れまがってたり、目が潰れてたりするようなおどろおどろしいタイプはナリを潜めてて、薄ぼんやりした中にも原型を留めてる奴が多い。村人だったり祭司だったり、一目でわかるうえ、今回は何をしゃべってるかもハッキリ聞き取れるから、得体の知れない怨霊に襲われてるというより、ふつーの人間と戦ってるような感覚のほうが強い。よーするに霊が具現化しすぎ。

今回は屋敷の中の探索だけでなく、舞台が村全体にひろがったせいで、閉じ込められてる閉塞感もないし、姉妹でいっしょに探索する期間があるから、一人ぼっちの孤独感も薄い。
主人公の美人双子姉妹の魅力とか、雰囲気抜群の民俗学の考証や設定の重厚さは、前作よりグレードアップしてるし、その分ストーリーはグッと深みが増してんだけど、肝心かなめの「恐怖」の質がガクーンと落ちてるせいで、単なる良作ゲームになってる感じが否めんわ。


世界の深みと美しさはシリーズ随一の蝶・極上品。恐怖は薄口。難易度低くて万人向け。
一ノ刻「地図から消えた村」から四ノ刻「秘祭」までクリア。




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