７月新アニメ＋α

○化物語（第３話まで視聴）


毎シーズンごとに言っていますが、私は「新房昭之×シャフト信者」です。

新房監督と言えば、「ぱにぽにだっしゅ！」以前には、
「ザ・ソウルテイカー〜魂狩〜」や「コゼットの肖像」など、
モダンホラー系のアニメを手掛けていた時期があり、
今回の「化物語」では、久しぶりにその頃の路線に先祖がえりした印象があります。
しかも、キャラクターデザインを担当するのは、その「ソウルテイカー」の渡辺明夫さん。
新房監督と組むのは実に８年ぶりというから、これには狂喜です。
相変らず、非常に色気のある絵で、作品の妖しくもかっこいい世界観にぴったり。
もう、そそられまくりです！！
ああ、渡辺明夫さん、また新房監督と仕事をしてくれてありがとうございます！！

そして、内容ですが、「ソウルテイカー」でもそうだったけど、
今回も同じくらい「視聴者のことを考えていないような」カルトな作り。
普通の画面がほとんどなくて、なかば、訳がわからない（嬉）！！

部屋でアニメを観ていながら、
ここではないどこかに迷いこんでしまったかのような不思議な空気感がありました。

ちょっと文字による演出が多すぎる気もしましたが、
「文字を使いたい」というのは新房監督の要望だそうで、
「化物語」ならではの新房演出がどう作られていくのか、楽しみに観ていきたいと思います。

声優さんについては、
神谷浩史さん＆斎藤千和さんという、新房アニメのトップスター両名が揃い踏み！！
さりげに、この２人が主役＆ヒロインのポジションで絡むのは、「月詠」以来だったりします。
そして、その斎藤千和さん、
いい、、、、、、
というか、良すぎです！！！！！！

原作を読んだ時から、この戦場ヶ原ひたぎという娘の声を斎藤千和さんが担当するなら、
もうハマリ役は約束されている、と期待していましたが、
実際に観てみると、期待のさらに上を行く、素晴らしいハマリっぷりでした！！
でも、斎藤千和さん本人は、
「今までないくらい泣きそうな顔をして、
『みんなにこの演技で大丈夫？』って聞いちゃいましたね（笑）」
とコメントされています、、、。

第３話から登場した八九寺真宵役の加藤英美里さんも、完璧なまでのハマリっぷり。

今後は、沢城みゆきさんや花澤香菜さんまで登場してくれるみたいで
これももう、ハマリ役は確定！！
いったい、どれだけ楽しみなんですか！！！


↑「アニメ化物語オフィシャルガイドブック」
全４７ページで２２８６円と、ちょっぴりボッタクリ、、、いや、割高だけど、
アニメ「化物語」の世界により深くハマるためには必読ですよ☆


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○懺・さよなら絶望先生（第３話まで視聴）


今期は、新房昭之×シャフトアニメが２本立て！！
ああ、なんて幸せなシーズンでしょうか！！

さて、「絶望先生」ですが、
普通は、３期くらいまで来ると、さすがにマンネリ化したり、飽食感を感じたりすることも多く、
私も正直、ＯＡＤもあったし、「続けすぎでは、、、。」と心配もしていたのですが
第１話を観て、そんな心配は一瞬で消えました。

「マンネリ」どころか、もうスタッフが「絶望ワールド」を熟知していて、
画面に脂が乗りまくり！！
初っ端からテンションは最高潮でした。
「飽食」どころか、思わず第１期からまた全部見返したくなりましたよ！！


出演声優さんも、その多くが「俗」から「懺」の間に
「まりあ†ほりっく」や「夏のあらし！」といった別の新房アニメで
全く違った役柄のキャラクターを好演されていましたが、
そちらでの活躍をうまくフィードバックして、
「元の体」で、厚みの増した、ノリノリの円熟した演技を魅せてくれて、興奮しました！！

でも、「懺」になっても、やっぱり日塔奈美さんは、普通、、、。
だけど、エンディングではメイン的な扱いで嬉しかったです♪


余談
第２話Ａパート「持つ女」より
・「ネギま！」のネギ先生を背景に、「京都（アニメーション）で製作していれば！！」

・「ハヤテのごとく！」のハヤテ、ヒナギク、理沙に囲まれる前田君を背景に
「師匠さえ間違えていなければ！！」
（元ネタはこちら）
http://ryo-ko-pentan.jugem.jp/?eid=945

第２話Ｂパート「おろしや国タイム譚」で木津千里さんが読んでいるマンガ誌
欄外のアンケート
（好きな？）アニメ会社は
　３３％　京都
　１３％　軸
　５４％　その他


、、、なにもそこまで自虐的にならなくても（涙）。


あと、全くの余談ですが、第１話・２話Ｃパートの「晒しが丘」は
原作が雑誌に掲載された２年近く前、
記念すべき（？）私のｍｉｘｉ初日記のタイトルに拝借させていただいていました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=583445039&owner_id=10127183

、、、本当にどうでもいい話を晒してしまいました（汗）。





○ファイト一発！充電ちゃん！！（第４話まで視聴）


うわっ！これはすごい！！

いや、断じてえっちな意味ではなくて、、、。

この、観終わった後の「幸福感」は「まほろまてぃっく」の時のそれと
非常に似ている気がします。

こんないいアニメ、どこに隠れていたんでしょう、、、。

もう、すっかり元気を充電してもらいましたよ！！

なんだかんだで、ぢたま某先生の創造する女の子は魅力的だと思いました。

某「もっと美しいもの」みたいに、戻って来れないくらいシリアスな方向に行かないで
ハートフルな展開で続いてほしいです。


ぷらぐ役の福原香織さんがいいっ！！
正直、これまでは「らき☆すた」の柊つかさしか印象がなかったのですが
ヒロインとして自由に動き回ったら、こんなに活き活きとした演技をされるんですね！！
「♪ずっと探してたんだ〜　運命の人ってやつを〜」

妹に宮崎羽衣さん、そのお友達に矢作紗友里さんというのも、
なんともうらやまし、、、いや、絶妙なキャスティング。

ぷらぐの上司に富沢美智恵さん、ナレーションに三石琴乃さんというのは
セーラームーンファンへのさりげないサービス！？

そして、登場はまだ先みたいだけど、
敵役の「漏電ちゃん」として、
川澄綾子さんと清水愛さんの姉妹コンビが大復活するそうです。
やっぱりこの作品には、この２人が「必要」ですよ！！
「分かってる」スタッフに拍手です。

監督は「ちっちゃな雪使いシュガー」「ぽぽたん」「まほらば」などの木村真一郎さんなので、
クオリティ的には安心。
でも、あんまりえっちなのはいけないと思います＾＾。





○よくわかる現代藍ぽん（第２話まで視聴）


これは、原作を読んだ時に、主人公の森下こよみという娘は、
非常に野中藍さん向けのキャラクターだな、と感じました。
と、いうより、野中さん以外考えられなかったです。

だって、台詞から仕草からほわほわしてるけど一生懸命なところまで
まるで野中さんみたいで、かわいくてかわいくて＾＾。

何度か日記で書きましたが、野中藍さんという声優は
「代わりがいない声優」だと思っています。
その独特な声ゆえに、どんな役でも広くこなす、という訳ではありませんが
反面、野中さん以外考えられない、というようなハマリ役に出会うと
その役を一つ一つ大事に育てている、
そんな声優さんだと思っています。

だから、この「森下こよみ」の破壊力も、やっぱりすごかったです。
声優・野中藍さんの「現代」がよくわかる、注目のアニメだと思います！！

ちなみに、アニメは第２話がストーリー上の１話目にあたるので、
これから観られる方は、第２話から観ることをオススメします。





○大正野球娘。（第２話まで視聴）

第１話冒頭の「パイのパイのパイ」をＢＧＭに大正１４年の東京を歩く小梅のＰＶ映像に
いきなりノックアウト！！

しかし、それにしても、、、

捕手：伊藤かな恵さん
投手：中原麻衣さん
二塁手：能登麻美子さん
遊撃手：広橋涼さん
三塁手：甲斐田裕子さん
一塁手：喜多村英梨さん
右翼手：植田佳奈さん
左翼手：牧野由依さん
外野手：後藤沙緒里さん
控え：藤村歩さん
監督：新井里美さん

まさに、世界一の強豪チームじゃあないですか！！

キャスト的には今期で一番豪華かも、です。

特に、あまり詳しく知らなかった伊藤かな恵さんの好演が、かなりツボだったりします。
あとは、やっぱり広橋涼さん。
予測不能な不思議演技が今作でも冴えています。





○東京マグニチュード８．０（第１話まで視聴）

このアニメは大地震という、現実にありうる大惨事を題材にしているため、
ちょっと観るのが痛かったです。

しかし、公式サイトのキャスト一覧を観ると、、、。

野沢未来　　花村怜美
小野沢悠貴　小林由美子
日下部真理　甲斐田裕子

　　　　　　喜多村英梨
　　　　　　豊崎愛生
　　　　　　高平成美
　　　　　　遠藤　綾
　　　　　　沢城みゆき
　　　　　　野中　藍　←ここに注目
　　　　　　中　博史
　　　　　　井上喜久子
　　　　　

さて、どうしようか、、、。





○うみねこのなく頃に（第２話まで視聴）

「ひぐらし」の時と同じように、結末が気になるので見続けてしまいそうですが
「ひぐらし」と違って、こちらは原作が未完なので、
最後まで観ても、未解決で終わることは確定。

さて、どうしようか、、、。





○けいおん！（最終話まで視聴）


「ウミショー」以来、注目度上昇中の豊崎愛生さんが主役！！
製作は、シャフトの次に好きな京都アニメーション！！
ということで、否が応でも楽しみにしていた作品。

世間からおくれること３ヶ月。
２日間で一気に観ました。

唯、いいな〜。
澪もいいな〜。
律ちゃんも、ムギもいいな〜。
みんないいな〜！！

え、なんで、、、

キャラクターたちが動くたびに、何かしゃべるたびに
なんでこんなに胸がドキドキするのでしょう！！
こ、この感覚って、、、！？

アニメを観てこんなに「ときめいた」のって、いつ以来でしょうか！？

、、、泣きました。
泣きましたよう〜〜〜！！

「けいおん！」を観て再確認したことは、
「人はアニメを観て幸せになれる」ということ。

軽音部４人（途中から５人）と一緒に過ごした時間は、
まぎれもなく「幸せな時間」でした。

こんなにいいアニメなら、リアルタイムで観ておくべきでした、、、。