恐ろしいほどのハードスケジュールな日々の中、
三重県への帰省を強行
3月から更に忙しくなるから行っとけ!ってな感じで
今回はレジャー目的で行って参りました
まずは『松阪市天文台』にて星を鑑賞。
マイナス1度の寒ぅ〜い夜でしたが、
やはり冬の星空はうつくしい
凍てつく空気に冴え冴えと煌めく、星、星、星…
駐車場から観測所までの道のり、
ぽつん、ぽつん、としか灯りのない山道を歩く道すがら
「森が暗いよ〜
帰りたいよ〜
」
と、情けない我が息子…
ま、確かに、
都会はどんな真夜中だって“真っ暗”になることってありませんものね。
正直、私も少しビビってました
観測所に着いてからも弱音をバンバン吐きまくる息子でしたが、
「寒いよ〜
」「暗いよ〜
」「帰ろうよ〜
」
の言葉の間に、望遠鏡を覗いた時だけ
「きれぇ〜〜
」
と、いう言葉がサンドされておりました(笑)
写真の一枚目は“金星”です。
オーロラのように輝く姿は“ヴィーナス”の名にふさわしい美しさでした。
写真の二枚目は“土星”です。
輪っかの向きがちょうど垂直になっていたため一本線になり、
“お団子”のように見えました(笑)。
最初は望遠鏡のレンズ越しに写真を撮ろうと四苦八苦していたのですが
観測所の二人のおじさんが
「お客さん、カメラはどこのですん?」
「PENTAXです。」
「ほな、ちょっと待ってな。」
と、望遠鏡とカメラを接続するレンズに取り換えてくださいました。
「ここで焦点合わせるんです。ちょっと一回撮ってみて。
…あぁ、ちょっと待って。もっと大きく写るんに換えますわ〜」
カメラを持ち込む人は滅多にいないらしく、
喜々としてなるべくいい写真が撮れるように計らって下さるおじさん達。
「とても個人的なブログなんですが、今日撮った写真を
載せさせて頂いてもかまいませんか?」
と、尋ねると、
「へ?!は、は、はい、どうぞっ
」
と、急に緊張されたご様子。
私「こちらの正式名称はなんておっしゃるんですか?」
おじさん1「え?!あぁ…え〜っと…(おじさん2を見て)松阪…」
おじさん2「(私を見て)…観測所?」
いやいや、私に振ってどうする?!
それに『松阪観測所』じゃぁ、
何の観測してんのかわかんないじゃないですかっ
私「え〜っと…ホームページは出されていますか?
検索してそちらも合わせてご紹介させていただきたいのですが…」
おじさん1
「ああ、もう、もう、いっくらでも載せたってください!
松阪観測所で調べてもろたら出てきますに。」
おじさん2
「うん、私らも星を見る人らが増えたら嬉しいですでなぁ〜」
と、心底嬉しそうに屈託なく笑うおじさん達。
星も美しいけど、おじさん達も美しい。
毎週土曜日には一般開放されて、
季節ごとの星座や星についてのお話を聞きながら星の鑑賞ができる他、
子供たちを対象に透明なビニール傘で天球儀を作らせてもらったり、
“自分だけの星”を作らせて貰えたりするそうです。
この日はオリオン大星雲、プレアデス星団(スバル)、シリウスも
見せて頂きました
三重県に帰るたびに色々と楽しい所に案内してくれる
幼なじみのヒロコちゃん、
ほんとうにありがとうなぁ〜
息子にとっても姪っ子にとっても勿論私にとっても、
素晴らしい経験になりました
と、いうわけで、次回『三重に帰ってました〜雪遊び編〜』に続きます
松阪市天文台
http://www.hyakugo.co.jp/mie/02/06/page04.html
3枚目の写真を足しました。
観測所内で撮った天体望遠鏡です。
おわかり頂けますでしょうか
ちゃんと写ってませんが、
天井のの向こう側には満天の星が煌めいておりました
比較するものが写ってないのでわかりにくいと思いますが、
普通のお家では置いておけない大きさでしたよ(笑)
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