●隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS (2008年 日)
樋口真嗣 監督
松本潤
長澤まさみ
阿部寛
椎名桔平
宮川大輔
◆物語(gooより転載)
戦国時代、隣国・山名に攻め込まれ陥落した秋月の城では、消えた埋蔵金と世継ぎである雪姫の行方を追って山名軍が躍起になっていた。そんな中、金掘り師の武蔵ときこりの新八は、偶然、秋月の隠し金を見つける。が、突如現れた真壁六郎太と名のる男とその弟に捕えられ、金も奪われてしまう。金を秋月の同盟国・早川へ持ち出そうと企む六郎太に武蔵は敵国の山名を横断する奇策を提案し、金の分け前を要求するのだった。
◆黒感想。
私は、黒澤版はみてません。その上で。
えーと。面白い、のか? これ、つまんないって言ったら怒られる?
ジョージ・ルーカスはほんとにこれ(の黒澤版)をみて、スター・ウォーズ(のキャラクター)を作ったのかなぁ。
C-3POとR2-D2は、そりゃ重要なキャラクターさ。彼らがいないと物語が語られない。でもね。「ドラマ」を作るのはルークであり、ハン・ソロであり、ベイダーなんだよ。脇役がでしゃばって主役のような顔をしても「ドラマ」にはならないんだよ…
…あっ、そうか。これは主役が違うんだ。黒澤版やルーカス版とは似て非なる映画なのか。松本潤と長澤まさみを徹底してカッコヨク見せるための映画なのね。(デモソレナラわざわざ同じタイトルをつけなくったって。)
そういう観点でみれば。うん、主役(松本&長澤)は文句なくカッコよく撮れてます。長澤まさみ、初めてスクリーンでみたけど、えらいこと美人&スタイルいいな。どんだけ男装しても顔を汚しても隠し切れない美しさ。個人的に男装してたときのほうがイロイロと妄想させられてたまらんものがありますですよ。松本君も、なりは汚いけどシャープな目つきは一級品。カッコいいねぇ。
砦のセットも、途中の寒村も、ああきっとこんなんだろうな、って感じでよくできてます。最後の決戦の舞台はちょーっとやりすぎのような気もするけど、まぁエンターテイメントですから。このくらいはったりを効かせたセットでもいいかな。
そんな、わけで。
若い二人を鑑賞しましょうって意気込みで劇場へ行くのが吉。「予習」とか言って黒澤版とかルーカス版のDVDをみたりしないほうがいいかな。
◆そうは言っても。
敵の侍大将、どっからどう見てもダース・ベイダー。ここまでやるなら雑兵の鎧は白くすればいいのに。でもって登場するときには例の♪てーいこーくはーとーてもーつーよいー♪を流してくれ。二刀流もカッコいいぞ。
◆もひとつ。
三枚目を一人で担うことになった宮川大輔。ウマかったなぁ。
◆まとめると。
あれ? 自分の文章を読み直したら、役者もセットもみんなカッコイイじゃん。それなのになんでこんなに「面白かった」感が希薄なんだろう?
◆重箱の隅。
カナリヤの使い方、あれで正しいのか? いや、そもそも「穴」で起きる爆発はガスじゃなくて粉塵だろうに。
◆映画とは直接関係ないけど。
黒澤映画のDVD、安くならないなぁ。1枚4000円。ジブリもそうだ。その価格でも売れ続けてるってことだなぁ。
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