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2007年12月30日03:19

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ジャワ島日記No.4

前回のあらまし…

プカロガンで何とかバティックを買う事が出来たが、所持金あと僅か…。
帰りは鉄道でジャカルタまで!! 朝早いが起きる事ができるのかぁ!?




ジャワ島旅行記 No.4

そんなこんなで再び眠ってしまっていたのだが、その日の朝は目覚まし無しでもパッチリ5:30に目が覚めた。実は携帯のアラームを5:35にセットしていたのだが、それより5分はやく目覚めたのであった。この日も早朝から冷水マンディーをして駅に向かった。6時前ともなるとそんなに暗くはない。バリとの時差の関係だろうか、バリで同時刻はもっと暗い。タイムゾーンと実際の東経の差を少し感じた。少し早くプカロガンの駅に着いた。例によってベチャに乗って駅までやってきた分けだが、早朝の駅はそれほど活気がある訳でもなかった。コーヒー売りのオヤジからコーヒーを買った。この時も普段なら完全に分るような単語が聞き取れなかった。いやーやはりジャワ語なまりのインドネシア語は私にはまだ難しいようだ。

しばらくすると逆方向に進む列車が現れた。完全に逆方向だと分っていたが、一応、万全を期して乗務員に「これはジャカルタ行き?」と聞いてみた。「いいや違う」という答えが返ってきて安心して階段状になっているホームの隅に腰をおろした。

しばらくすると今度はさっきとは反対方向から列車がやってきた。これはジャカルタ行きという事だろう。そう考えていると「ジャカルタ行き列車が入ります」とアナウンスが流れた。勿論インドネシア語オンリーだった。

列車の中に入ってビックリした!!

なんとキレイ!!

日本の新幹線のように豪華ではないものの、シートもきれいだし、エアコンも適度に効いて快適だし、前方にはTV画面があるし、これはもしや所謂、高級な列車で「特急」に値するのだな!とすぐに気が付いた。昨日、駅員に何も言わず「明日の朝のジャカルタ行き」としか言わなかったが、私が日本人で1人なのを見て勝手に、この「特急」に決まっていると判断したのだろう。すこし高い金額にも納得がいった。

でも私が買った3号車の3Aには少し年配の華僑のオバサンが座っていた。私は「そこ私の番号なんですが…」というとオバサンは「開いてりゃどこでもいいでしょ?それとも、どうしてもここじゃないといけない?」と返してきた。僕はそんな事を普段から気にするタイプじゃないので「そうだね。」と言ってそのオバサンのとなりの3Dに座った。

車窓からの景色はずっと畑と森ばかりでだった。でも四国も似たようなもんだなぁ…などと思いながらしばらく外の景色を見ているとお茶を出してくれた。なんと!日本でもこんなサービスないなぁ…すると次はご飯まで運ばれてきた!!

おおお!すげぇ!!

決してすごくおいしいと言えるようなご飯ではなかったけど、朝飯抜きの私には結構ウレしかった。ジャカルタまでは4時間ほどの道のりだったが、今回の旅行を通じて忍耐力がついたのか、快適な状態での移動など何の苦痛でもなく、鉄道の移動は今までで一番いい感じの旅となった。

ジャカルタの駅に降り立ったのは10時過ぎだった。私は駅を出てタクシーを拾おうとしたが、そこには白タクばかりでタクシーがロクにいなかった。めんどくさいな…。と思いつつ、白タクのオヤジと値段交渉をしていてふと腰に手をやると…

うおおおおおおおおおおお!!!

な・なんと!!!!

ズボンの後ろポケットにいれておいた「財布」が無くなっていたのだ。

財布の中にはナケナシのルピア以外にもキャッシュカード、免許(日本のもインドネシアのも)その他、なくしたら面倒な物が沢山入っている。

いやいやいやいや。それより何よりここから1ルピアもない状態になるじゃないか!?

しかも、プルサ(携帯のプリベイト)も後、わずかだし、この状況をどうやって乗り切る…。
再び、一休さんのように頭を「ぽんぽん」と鳴らしてみた。

ひらめいた!!

まず、駅員に助けを求めよう!!

財布を落とした事、乗ってた列車の事、何号車かシートの番号とか、何とかジャワ語なまりのインドネシア語に負けないように頑張って説明した。

その結果、「ガンビルの2階にいけ!」と駅員に言われた。

むん?ガンビルって何だ? 2階ってこの駅に2階部分ってワルンが数件あるだけだが…。

とりあえず、その2階にあがって「ガンビルって何だ?」とワルンのオヤジに訪ねた。するとオヤジは「あれだ!」といって汽車を指差した。私は「汽車=クレタアピ=ガンビル(汽車の俗称)」かと勝手に判断して「おい、2階建て汽車かよ!!」と一人で訳が分らなくなってしまった。

これはどうしか打開しないとどんどん事態は悪化すると思い、もう一度、同じ駅員に「私はインドネシア語がそれほどうまくなく、今ひとつ状況が判断できないので、助けてほしい」と言った。すると、その駅員は私をその駅の外に連れ出し、何やらオジェ(バイク・タクシー)と話している。そして私は状況を全く判断できないままそのオジェに乗り出発した。オジェのニイチャンは色々と話かけてきたが、ジャワ語なまりなのと、バイク走りながらで騒音が多いのとで半分以上は何を言ってるのか分らなかった。結構長い距離を走っているので、私はどうしてこんな事をしているのかについて、自分なりに分析してみた。

・ジャカルタ駅で降りたつもりだったが、どうもしょぼい駅だったなぁ。
・ジャカルタが終点だったはずなのに、どうしてその先に列車は進んだんだろうか?
・今、このオジェはすごい距離を移動しているという事は、次の駅に向かっているのだろうか?
・あ、私はジャカルタの駅の手前の駅で間違えたて降りた??


そうこうしているとオジェは大きな駅に着いた。そこには「ガンビル駅」と書かれていた!!

ん? ジャカルタ駅じゃないのか!? は!? ジャカルタには数箇所の駅があるのか!?
そしてジャカルタ駅という名前の駅は無くって、ここガンビル駅で降りるのが正解だったのか!?

しかし、どうして駅員はオジェにここまで私を連れてくるように言ったのだろうか?

ここで紛失届けを警察に出して、なんとかしてもらえって事なのかな、オジェに払う金すらないよ…と思いつつ、2階に行くと、

な・な・な・な・な・な・ なんと!!!!!



財布!!   


ありました!!!

しかも!!


1ルピアも盗まれていませんでした!!!

ジャカルタの鉄道で私は奇跡を見ました。


拾ってくれた方と、オジェに十分な謝礼を払う金銭的余裕はなかったのですが、財布にあったお金から5万ルピアづつをあげました。残り金額3万ルピアです。

しかし、このガンビル駅からは空港行きバスが出ているじゃありませんか!!!
しかも15000ルピア!!

これで空港まで、奇跡的にたどり着く事ができました。


しかし、さらなる問題は「明日の夜6時のチケット」をいかに本日の早い便のに変えてもらうかという事でした。ライオンエアーでしたのでチケット売り場で交渉したのですが、満席で誰の取り合ってくれません。とりあえず中に入り、どうにかしてくれと言いましたが、たらい回しでどうもこうもなりません。何とか無理矢理に話をつけましたが、キャンセル待ちも空しくキャンセル・ゼロでした。

いったん街に戻るにも後15000ルピアしかない…。

そう思いながらもう入っていないはずのカードを使いATMからお金をひいてみた。

おおお、引けるじゃん!! 入っていないはずのカードで約4万円引けた。

これは、先日お願いしてた分が振り込まれていたからだ!!

すごい!!

いきなり15000ルピアから3ジュタのお金持ちになった。

これでいったん街に戻ってホテルをとる事も、別のチケットを探してバリに帰る事も出来る!!

早速、ジャカルタの空港によくいる「ダフ屋」みたいなオッサンを探した。早速見つかったので「バリ行きあるか?」と聞くと、「1.500.000ルピア」だという。ボッタクリすぎやろ…と思い、なけなしのプルサで旅行代理店にチケットの金額チェックをしてもらうと「1.350.000」。正規代理店でこの金額ならダフ屋にしてはマダ安いのか?などと思っていると、すぐに40分後発のがある、それなら「1.700.000」だという。「今までの疲れ」と「どっちにせよ高い」という感覚で、そのチケットを買ってしまった。





これでジャワ島旅行記は終わってしまう訳ですが、今回は良い教訓になった事が沢山ありました。ちょっと最後、バタバタ感と端折った感がある文章になった事をお詫びします。
年内完結を目指し、ちょっと無理して一気に進みました。

それではまた、日本旅行記??があるかもです。笑
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