「俺(私)バカだから…」という言葉が、大嫌いです。
色んなケースがあり、キザな行為の照れ隠しとか、大胆なアプローチのアピールとかでドラマティックに使う分にはまだそんなに嫌いではないのですが、真剣に言われれば言われるほどドン引きしてしまいます。
どう考えてもズルい言葉ですよね。自分自身の努力不足を認めるでもなく、他人事のように、それがまるで不可抗力かのような言葉です。
それを言う事によってどうしたいの?って思います。その言葉で自分にバリアを張って文句を言われにくいようにしたいのか、失敗した場合に「だから言ったじゃん」って結果にする為の伏線なのか、とにかく卑怯な言葉です。
さらにイヤらしいのはこの言葉を使う人は自分の事をそんなにバカだと思ってない場合が多くって、「勉強的な事はバカだけど、人生については結構、俺様達人!」なんて思っているヤツがよく言うパターンがあるという事ですね。
そういうヤツに「俺バカだから…」みたいな切り出し方をされると、「バカではないよ、単に努力しない怠け者なだけでしょ?確かに基礎能力は低いかも知れないけど、努力もしてない人間が自分の事をバカって言う事によって、何かの責任から逃れようとしても、俺には通用せんよ。」って言いたくなります。
自分を卑下する事と謙(へりくだ)る事とは、月とすっぽん、提灯とシャンデリアです。
それを間違えて使っている人は今すぐ治した方がいいと思います。
嫌いついでで、もう1個書くと、私は時代に逆行するのが大好きで「ナンバー1になれなくていい〜 オンリー1♪」って歌が大嫌いです。曲は嫌いじゃないですよ、いいメロディーだと思うけど、オンリー1なんてのは何の努力をしなくても世の中にまったく同じ物なんて存在していないので当たり前じゃんって思ったりします。気楽に生きるのはいいけど高みを目指す意思のない人間を肯定するようで、気色が悪かったりもします。
高みを目指さない人間はダメという事でしょうか?そうではないはずですが、僕は高みを目指さない人間とは合わないようです。現状で満足していたり、自分の現状すら判断がつかなかったりして精進しない人に興味が持てないのでしょう。
高みを目指すという事は何も方向が決まっている訳ではないのです。己の拘りを持ち、それを揺るがす事なく、それから目を背ける事なく生きている人は必ず自分の高みへと進んで行くだろうし、それは人間として尊敬ができる人になっていくという事でもあると思う。それが世論の反していようが、法律に反していようが関係ないとまで思います。
物欲に対しては「足るを知る」のが良い結果を生むと思われますが、「知識欲」については「足るを知る」と言って腹八分に控える行為が良いとは思えないです。「過ぎたるは及ばざるが如し」「知らぬが仏」と言える事もあるのでしょうが、納得しないと気がすまない性格の人も「物欲が過ぎる」と判断するのが正しいのでしょうか?
欲するという欲求の根源をもっと考えないと単なるワガママバカになってしまいそうです。食欲、性欲、睡眠欲、生きる為に不可欠な欲求は生物学的に仕方がないとしても、所有欲、知識欲、などはどうして存在するのでしょうか。脳の構造とか生物の種を残す為の行動とかをもっと勉強しないと解けない問題だと思います。
これら2つの嫌いな言葉について考えた結果、私は努力をしないままで結論を急ぐ人間がきらいなんだと思います。そしてそういう人に限って欲とうしい人が多いとも思います。
これってすごく人間臭いですよね。「楽して結果がほしくって、さらに強欲。」
自分の中にもそういう面はあると思うんですが、剥ぎ取って全部焼却したいです。精進あるのみですね。
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