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2007年06月06日21:19

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My Favorite Thing【春〜夏/後編】

立ち食い駅蕎麦の巻・後編
前編より続き
>>http://mixi.jp/view_diary.pl?id=451322228&owner_id=980114
東海道線 大船驛 「大船軒」
 「鎌倉ハム」と云へば高級品として餘りにも有名なので諸君もご存知であらう。鎌倉にハム製造が根付いたのは、明治初年に横濱に在住した英人ビル・カーチスの影響が大きい。明治 7年、彼は相模で飼育される「高座豚」を使用したハム製造で好評を博し、やがて其れは鎌倉を中心とした一帶に擴がつたのである。

【沿 革】

 しかし鎌倉ハムと云ふのは所謂 登録商標 では無い。今日でも幾つかの生産者が存在するが、特に全國に販路を持つ有力な製造販売業者に「鎌倉ハム富岡商會」がある。明治33年創業の老舗である。そして創業者の富岡周蔵は又、大船驛構内營業の大船軒を創始した人物でもあるのである。

 大船軒の創業は「鎌倉ハム富岡商會」に先立つ事2年、明治31年の事である。東海道線と横須賀線が分岐するこの驛で初めての構内立売業者であつた。
その商品のひとつであるサンドヰツチに挟むハムを自家製造したのが富岡ハムのはじまりである。また大船軒自體も、昭和20年代後半から大船に續き藤澤、戸塚、根岸線本郷臺などに據點を擴大してゐる。特に藤澤駅のそばはゼッピンと評す人もゐる


【蕎 麦】

 蕎麦を説明する前に、大船軒の主力汽車辨當である「鯵の押し壽司」を紹介しなければなるまい。相模灣で獲れた鯵の壽司は、大正2年に賣り出された。ちゃんと今も「赤酢」で〆ているのが小憎らしいw今では大船軒の名物としてデパートの驛辨大會には缺かせない一品となつてゐる。又、罐入り飮料、大船軒特製「旅乃お茶」は缶入りお茶の草分けであろう。
 大船軒で蕎麦を賞味した際、小生は既に鎌倉ハムと大船軒の關係を知つてゐた。だから「ハム天蕎麦」などがあればそれを喰はうと思つてゐたが、それは無いので同じく動物性蛋白質を含む「鳥唐揚」蕎麦にした。しかし殘念乍ら唐揚に特段の印象は無かつた。
 平成11年、NRE(日本レストランエンタープライズ)の資本が入つて、大船軒トラベルフーズに社名が變はつた。しかしその蕎麦の味は甘く辛く、昔からの大船軒獨自のものであらう。
鎌倉に遊んで歸りにハムでも買ひ、最後は大船へ出て觀音樣を拜みつつ大船軒で蕎麦を喰ふ旅は如何だらうか。

参考:「大船軒の歴史」
   >>http://www.ofunaken.co.jp/hist/index.html


※写真は品川「常盤軒」の「たこやき蕎麦」?
 オススメは¥380のお好み蕎麦あたりかにゃ、、、

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