深夜2時。クルマを走らせていた立花の前に、歩道橋から女が落ちてきた。白いコートを着た人物が突き落として逃げる場面を目撃した立花は即座に追い、灯が消えたばかりの居酒屋に踏み込んだ。片付けを終えた板前・福田健次は白いコートを着るところで、傍には女将の富岡ミエコがいる。翌朝立花は健次を所轄に引っ張り突き落としを白状させようとするが、完全否認されてしまった。一方、落下し大怪我をした女は…記憶喪失に陥り名前も思い出せない有様だった。
「深夜2時に拾った女」
歩道橋から落ちた女は福島の女工で、一年前に失踪した姉かおるを探しに上京した並木ひとみだった。健次は結婚詐欺の前科があり、かおるを騙していたことが判明。しかも健次が一年前に住んでいたアパートから女性の白骨死体が見つかり…という話。どう考えても健次が怪しいのに、白骨の復顔でドンデン返しが決まる逸品。
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