家具店を営むクラークは、妻に追い出され店の寝具売り場で寝泊まりする日々。ある夜彼は、地階の壁に触れたら「向こう側」にすり抜けられることに気がついた。迷路のように入り組んでいて延々と部屋が続くこの世界を探索するようになるクラークだが…
「バックルームズ」
以下、在庫整理して、ネタバレを少々。



ひとの記憶・感情などを具現化していく謎の空間。ここに魅せられハマっていく主人公と、彼を探して「向こう側」へ渡るセラピスト。2人が辿る結末を見届けていくだけの作品。ストーリーらしいものがあるのか無いのかよく分からないが、テイストは「8番出口」に近いか。ただこちらは脱出が映画的ゴールではないけどね。
物語としての魅力は全くないが、過去と自我に囚われる現代人の不安感を上手く劇映画にしたなぁという感動はある。ホラーの体裁だからウケやすいだろう。家庭も仕事も上手くいかないクラークにとってバックルームズは引きこもりに最適なシェルターで、常に部屋に閉じ込められてきたメアリーにとっては牢獄。訪れる者それぞれ感じ方は違うんだな。ま、あの船長がいる限り誰もが安全面では不安だろうが。
…今後、バックルームズを研究している謎機関の話で続編作ったりするのだろうか。「CUBE」なんかの二の舞になるからやめた方がいいと思う。ロジック明かされたらなんかシラけるだろうな。
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