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2026年08月14日06:46

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水曜クビ×4日記1505:プリミティヴ・ケーキ

1990年、イラクの湿地帯。
貧しくも祖母と幸せに暮らす9歳の少女ラミアは、クラスの「くじびき」でケーキ係に任命されたことで頭を抱えてしまう。2日後のフセイン大統領誕生日の記念でケーキを提出しなくてはいけないということだ。もしケーキが作れなければ担任から当局に通報され、罰を受けることになる。去年も担任の密告でクラスメイトが消えているのだ。ラミアは祖母と連れ立って街へ行き、ケーキの材料を手に入れようとする。お金はないから、父の形見の懐中時計を売るつもりだ。しかし祖母には、ラミアを街に連れてきたのには別の思惑があり…


「大統領のケーキ」


以下、「我らの魂と血をネタバレに捧げます」



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1990年と言えば湾岸戦争の時。サダム・フセイン独裁の時代で、ニュースでスカッドミサイルとパトリオットがセットで何度も紹介されたのを覚えている。本作は、当時子供だった監督さんの記憶から膨らませた話のようだ。劇中、「映画」についての会話がなされるが、ラミアは映画の存在は知っていても観たことはないと言っていた。そんな環境から、よくこんなウェルメイドな劇映画を撮るまでに成長したよな監督。エライぜ!
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これ、ミッションクリア系のロードムービーなんだけど、同時に追跡劇でもあるんだよね。ラミアのいたバス停、病院に一足遅れで婆ちゃんがやってくるもどかしさ、巧く設計されてますよね。さらに幾つものピンチ…肉屋とのシーンでは本当にハラハラさせられた。爆撃で誕生日祝いが担任ごと吹っ飛び、ラミアとサイードの絆がまばたきゲームでしっかり確認されて終わる構成も見事だった。白パンと本作、子供がおつかいに出る映画を連続鑑賞したが、どちらも傑作。そしてどちらも想像の上を行くハードな環境が描かれていたことで、現代日本に生まれた己の幸運と軟弱さを噛み締めることになった。オススメ。



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1968年ベトナム。
ジャングルの奥地で行方不明になったグリーンベレー隊員を捜索するため、長距離偵察専門の〈ハゲワシ小隊〉が出動する。頼れるリーダーはベイカー曹長。その下には冷静沈着なゼイビア軍曹、減らず口のイーライ、ミラー、調達屋のキーズ、狙撃手ローガン、新米のリオンが揃っている。意気揚々とヘリで現地に降り立った彼らが遭遇したのは、なんと凶暴な恐竜たち。混乱し逃げ惑った果てに、ベイカーとリオンが謎の東ドイツ人ソフィアと出会ったことで真相を知ることに…


「プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争」


以下、「助け合う。それがネタバレ式だ」



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普通なら配信スルーの未公開映画になる代物。モンスターバースでも「キングコング」がおんなじような話やっていたから、割と誰でも思いつく設定(昔の戦争+怪物)なのかも知れない。そういやノルマンディ上陸作戦+ゾンビな「オーヴァーロード」という快作もあったよな。本作「プリミティヴウォー」がそれらと違うのはバジェットですね。徹底的にB級なんだけど、B級に甘えない志の高さが感じられてとても楽しかった。キーズとローガンの友情、ベイカーの悔恨など、陳腐でもこういうのがあるとミリタリモノはアガるんですよ^_^

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