透くんの通う学習塾の保護者会で、今年の国語の文章題に出題された本として紹介された一冊。
先生は面白くて一気に読んでしまったという感想を聞いて、僕も読んでみることにしました。
図書館で予約して結構待たされましたが、かなり分厚い本だけど確かに面白くて借りてから2日で読み切りましたよ。
学習塾の国語のテストに出た冒頭の質問に
「そんなのあるならこっちの方が知りたいって」と嘆くうだつの上がらない主人公が、あるキッカケでスイッチが入り猛勉強モードに邁進。
ついに難関中学に合格するとともに、父と思春期の娘の関係も変わっていくという物語。
小学6年女子が主人公で中学受験を舞台にした作品だけど、
ノンフィクションでもなければ指南書でもないし、恐らく筆者の体験談でもない。
だからいくら吉祥寺というおしゃれな街とはいえ、小6女子がアクセサリーしたり髪を染めたり塾の帰りにパンケーキで女子会することに現実味がないんだよねぇ。
フィクションとしての必要悪の脚色とすればせめて中学生だろうけど、この設定を高校受験に持ち込んだらキーワードである「家族」が安っぽくなるので致し方ないところ。
途中からおおよそのオチには気がついてしまったけど、ミステリーじゃないしそういう予定調和もまぁいいでしょう。
冒頭の質問について筆者なりの答えは作中の作家に代弁させていて
「『そんなもん四十字以内で答えられるか。さすがに大西先生に失礼だ、バカって。』それで調度四十字くらいじゃない?」
それを言っちゃ元も子もないけど、家族の数だけ幸せの形はあるはずだから正論ではありますね。
この本の内容について透くんの受験勉強に取り入れたり参考にしたりするものはないけど、唯一あるとすれば受験体験記の親パートは全力で書くことかな(笑)
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