ウッズボロー、2022年。
女子高生タラ・カーペンターが自宅で1人で過ごす夜、いきなりゴーストマスクに襲われ瀕死の重傷を負った。幼い頃に父が去り、母と2人暮らしだったタラには実は歳の離れた姉サマンサ(サム)がいた。だがタラが小学生の時にサムは不良化し家出してしまっている。現在、母親がロンドンに長期滞在中のため、離れて暮らすサムの元に連絡が入った。サムは彼氏リッチーを伴いウッズボローへと帰省する。するとすかさずゴーストマスクは、サムに襲いかかってきた。犯人はサムの「暗い過去」を知っているようだ。なんとか刃を逃れたサムは、映画「スタブ」の元ネタになった25年前の事件の関係者に相談しようと考える。今もウッズボローに居住するのはデューイ・ライリーだけ。ゲイルと離婚し酒浸りとなったデューイは、助手だったジュディに保安官職を譲り隠居生活を送っていた…
「スクリーム(2022)」
ウェス・クレイブン亡き後の世代交代型続編。
一作目の犯人の血を引くダーティヒロイン・サマンサと妹タラが狙われて、周囲も続々殺されていくという展開。犯人の動機がシリーズ中最も希薄なんだけど、闇バイト事件が多発する現代なら逆に説得力がある。四作目の動機は「承認欲求」だったから、時代に沿った造形がちゃんとされているんだね。
キャスト的には、タラ役がドラマ「ウェンズデー」で大ブレイクしたジェナ・オルテガでリッチー役が「ザ・ボーイズ」のヒューイを演じたジャック・クエイドなのがプチ豪華。スクリーム文脈的には、前作でデューイに色目使ってた美人保安官ジュディが再登場し、一作目の映画オタク・ランディの甥・姪が出てくるのにも要注目。さらに、「一作目の犯人」が守護天使風にちょいちょい顔を出すのも面白かった。
「シリーズ映画続編」論と「エレベイテッドホラー」論が語られるのも興味深いところ。映画「スタブ」ネタの擦り具合は相変わらずで、もはや最初の被害者がドリュー・バリモアだったかヘザー・グレアムだったか、通も間違えそうな勢い^_^
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