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2026年05月13日18:01

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大和三山周回 / 万葉の風薫る丘で

大和高田バイパスを走っていると一際秀麗な独立峰が南側に聳えているのがわかる。畝傍山(うねびやま)というらしい。
いつか機会があったら登ってみたいと以前から思ってはいたが、街中にある200mほどの低山であり、それだけのためにわざわざ出かけるのも大層である。
調べてみると歩いて各々1時間ほどの距離に耳成山(みみなしやま)と天香久山(あまのかぐやま)という山があり、総称して大和三山と呼ばれているという。
藤原京跡を囲むように位置しており、万葉集にも詠まれている歴史ロマンあふれる場所なのだそうだ。それはぜひ繋いで歩いてみたいではないか。

神武天皇陵前の駐車場に車を停めさせていただき、8時に出発する。

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まずは耳成山を目指して歩く。畝傍駅から大和八木駅の前を通り、耳成山公園の手前までやって来ると美しい円錐形の耳成山が見えてくる。

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公園の前にある南側の登山口から登山開始。山口神社を経由して10分ほど登ると山頂に到着する。

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8:55、耳成山(139m)登頂。下山は中腹に円を描くように伸びる登山道を時計回りに下って耳成山公園の前に戻る。

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そこから南へ進み、30分ほど歩くと藤原京跡が見えてきた。藤原京跡は約5km四方のだだっ広い原っぱだ。ここに1300年の昔には都が栄え、天皇が政を行っていたのだ。

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大極殿跡には朱塗りの列柱が復元されており、畝傍山を背に並ぶ姿はなかなか壮観である。

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藤原京跡の中を斜めに横切り、天香久山へ向かう。集落の中を通って登山口の天香山神社へ。そこから木製階段が延々続く登山道を10分弱登ると山頂のお社が見えてくる。

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10:10、天香久山(152m)登頂。そのまま南側へ下山する。

さて、天香久山を降りてからちょっと寄り道して甘樫丘(あまかしのおか)へ向かう。時間的にタイトならスルーして真っ直ぐ畝傍山へ向かってもよかったのだが、耳成山の山頂で出会ったおっちゃんが絶対行った方がいいと強烈にオススメしてきたので、じゃあ行こうかとなったのである。
天香久山から20分ちょい車道を歩いていくと、飛鳥川にかかる甘樫橋が見えてくる。橋のたもとには聖徳太子生誕の地とか何とか彫られている石碑が建っている。

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そこから階段の整備された登山道を10分弱登って行くと山頂に着く。

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甘樫丘山頂は立派なベンチやテーブルの整備された展望広場となっており、大和三山から明日香村、遠くは二上山から大和葛城山、金剛山まで望むことができる。これは素晴らしい。おっちゃんが猛プッシュしてくるのも納得だ。
この場所は蘇我蝦夷・入鹿をはじめとする歴史上の人物にもゆかりが深いらしい。今度は明日香村を歩いて史跡めぐりをするというのも楽しいかも知れない。

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ベンチには適度な木陰があり、時間的にもちょうどいいのでここで昼メシにする。今日のランチはカレーメシ。持ってきた生玉子を入れればマイルドな味わいとなり美味さも万葉の薫り。おやつは先日宇治へユーフォの聖地巡礼に行った時に幸栄堂で購入した栗まんじゅう。美味すぎる。

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甘樫丘を降りて次は今日の最終目的地、畝傍山へ向かう。

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住宅地の間を30分ほど歩いて橿原神宮前駅、そして橿原神宮へ。

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神宮の中を進んでいくと若桜友苑という場所に着く。航空母艦・瑞鶴之碑や殉國之碑など戦没者の英霊を供養する場所なのだそうだ。

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奥にある絆の錨の後ろに畝傍山の登山口がある。畝傍山は標高も三山の中では頭一つ抜けているが、登山道も手ごたえがあり最もワイルドな山歩きが楽しめる。

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ゴツゴツと岩々しい急登を登ること15分。12:40、畝傍山(199m)登頂。
山頂でゆっくりしても良いのだが同行の妻ひるねはトイレ的に早く降りたいようなのでさっさと下山にかかる。

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途中で分岐と思いきや何故かまた山頂に戻る道に入りかけたり、山本八幡へ降りる道で蜘蛛の巣やヤブ漕ぎに悩まされたりしながらも30分ちょいで神武天皇陵に戻ってきた。
休憩込みの5時間半で駐車場へ帰還。下山後は桜井のあすかの湯で汗を流して帰る。いやあ今日もよう歩いた。
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