マリで一斉攻撃、国防相殺害 イスラム過激派が犯行声明
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3ea5b903345aead38b5497c5b13fae861bc91df
エキスパートコメントにもあるとおり、クーデターで成立した軍事政権が、旧宗主国であるフランスを追い出して、代わりにロシアの全面支援を受ける形で反政府勢力と対峙していた。今回の結果を見る限りでは、それが上手くいかなくなりつつあるらしい。
ロシアは対ウクライナで国力を蕩尽してしまっているし、ロシアのアフリカ方面へのハブ空港となっていたシリアも、アサド政権崩壊で使えなくなってしまっているのだから、支援が上手くいかないのも当然といえば当然だが。
もっとも、ではフランスが舞い戻ってこれるかというと、そうなれば失脚させられるであろう今の軍事政権首脳部は断固反対するだろうし、フランスだってウクライナや中東でそれどころではないわけで、当面の間は現状維持ではないかなと。首都が陥落して大統領が殺害されたとかになれば話は別だけれども。
マリの内戦。フランスから独立した数十年前当初から、遊牧民のトゥアレグ族による分離独立運動が続いていたのだけれども、「アラブの春」でカダフィが殺害されると、カダフィの下で傭兵をやっていた別の国のトゥアレグ族が武器弾薬を持ってマリの独立運動に合流。これで政権側が劣勢になったと見るや、チャンスとばかりにイスラム武装勢力も暴れ始めた みたいな流れ。まぁアラビアの春は砂嵐の季節なわけで、「アラブの春」とは本当に言いえて妙だよなと。
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