世界が・終わる
明瀬桂人は孤独な大学生。小学生の時に目撃した「ある事件」がトラウマになった青年だ。高校時代にマドンナだった香里と再会して一時期交際したが、別れてからは女性と縁がない。デリヘル嬢を部屋に呼んで性欲を処理するくらいで間に合っている状況だ。ある日、「ある事件」の記憶を共有する幼馴染・冴木裕一から久しぶりに連絡を受ける。会って呑んでから、桂人の部屋に上がりこんで女の存在を聞き出そうとする冴木に違和感を覚える桂人。その数日後、帰宅した桂人は馴染みのヘルス嬢が自分のベッドの上で死んでいるのを発見する…
「最後の命」
柳楽優弥の主演作。少年時代のトラウマがまた別の人間にトラウマを植え付けていくという哀しい物語。柳楽くんの焦点が合っていない視線、泳ぐような目の動きの演技がやはり素晴らしい。俺の好物である彼の「不良性」は無いけれど、ナイーブさと優しさの滲む本作のキャラも良かった。
3人の男女が病んでいく過程を柳楽くんと追っていく110分。喋りすぎのセリフがやや陳腐で、ちょっと苦痛だった。
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