…バットの使い方、知らないでよかった。
2026年バージニア州アレクサンドリア。
州検視局長のオファーを受け着任した法医学者ケイ・スカーペッタ。彼女がこの仕事に就くのは実は2度目。様々な敵を作り一度は辞めた身だったが、パートナーを亡くした姪のルーシーを慰めるため戻ったのだ。夫であるFBI捜査官ベントンの生家に住み、離れで世捨て人生活のルーシーと再会するケイ。ルーシーの側にいたがる母ドロシーは、会えば口論になるケイの天敵である実姉。元刑事のマリーノと再婚して元気溌剌だ。
着任早々に見つかった遺体は、デンジャーフィールドの線路沿いに放置された足を縛られている全裸女性…トール研究所のバイオ技術者グウェン・ヘイニーだ。凶器のダンベルからすぐに指紋が出て、容疑者が割れる。その名をマット・ピーターセンといった。




1998年バージニア州アレクサンドリア。
若き法医学者ケイ・スカーペッタが州検視局長に就任した。殺人課刑事ピート・マリーノ担当の連続殺人事件で慌しい検視局に、4人目の被害者が運ばれる。女医ローリーが全裸で足を縛られて見つかったのだ。その夫マット・ピーターセンはハーバード出身の売れない役者。マリーノは彼を容疑者として睨んでいたが、ケイは証拠至上主義のため先入観は抑えている。が、その証拠が何者かに汚染されることに。検視局内で彼女を貶める陰謀が進行していたのだ。
「スカーペッタ」
パトリシア・コーンウェルの人気シリーズ、初の映像化。俺も4.5冊読んでベントンとケイがくっつくまでは知っていたけど内容はからきし覚えていません。マリーノの昔堅気デカぶりが好きでしたけど。
確かにニコール・キッドマンはルックス的にばっちりなハマり役。驚いたのは姉ドロシー(原作に出てきた記憶があまり無いんだが)を演じてるのがジェイミー・リー・カーティスという点。彼女とニコールの口喧嘩はウルサイながらも見応えあり。おぼっちゃまFBIベントン役がサイモン・ベイカーなのもぴったり。だけど若かりし頃のメンツはあまりパッとしなかった。
煙草とワインが手放せないナメられ女史が男社会の組織に立ち向かうお仕事ドラマとして見てもいいし、ソープオペラ的な夫婦間の秘密ドラマやSFやスパイものの要素もあり、もちろんミステリとしてもまずまず楽しいシリーズ。1998年の連続殺人事件に冤罪の可能性が出てきた時なぜスカーペッタが焦ったのか。彼女がマリーノと共有する秘密とは?…最終回で明かされるスカーペッタの「罪」は良かったけど、ラストシーンの衝撃はちょっと唖然。
原作ガチ勢にはウケ悪いだろうけど、これはシーズン2に行かなきゃ納得できないなあ…
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