ロサンゼルス…
宝石や金品を強奪する事件が多発している。LAPD刑事ルー・ルデンスニックは、高速101号線で発生した事件は同一犯ではと疑っていた。誰も傷つけず証拠も残さないスマートな手口も一致している。だが相棒も含め、同僚たちはみな懐疑的だ。実際、ルーが予想したサンタバーバラで起きた宝石強奪事件は、全く犯人像が合わないフルフェイスヘルメットの凶暴な男だった。だが信念を曲げないルーは、ついにある証拠を手に入れて…
ルーが思い描いた連続強盗犯「マイク」は、ストイックで用意周到な男だった。富裕層の顧客を抱える保険会社社員シャロンに接近したマイクは、次の獲物の情報を得ようとするが…
「クライム101」
以下、君のネタバレは「53」。



クラシックの香り漂う犯罪映画(クライムアクションなんて言葉は使いたくない^_^)。60-70年代の雰囲気で、マックイーンオマージュがこれ見よがしなんだから!古いカマロやチャレンジャーなどが出てきて高揚するのは50代以上だろうし、ブリットや華麗なる賭けなんてタイトルが出てきて喜ぶのも、やはりジジイだけなのである。特に「華麗なる賭け」は泥棒&保険会社の男女の話だから、本作と似た部分もあるよね。
ちなみに有村昆が本作を「ヒート」の後継だと間抜けな提灯評論(?)出していたが、片腹痛いとはこのこと。確かにLAが舞台だからマイケル・マンを意識をしてはいるだろうが、本作のルーもマイクも、仁義や職業倫理の男である以上にめちゃくちゃロマンチストなんですよ。「ヒート」の2人とは正反対なんだというのが特徴で、オチもまたクラシック映画のように小洒落ているのがミソなんです。マイケル・マンのリアリズムとは真逆なんだというのを、「ヒート」の銃撃戦とヒリヒリ感を期待している向きには伝えておきたいですね。かなりセンチメンタルな映画です。
それにしても、なぜ101号線に拘ったのか。101号線に乗れば必ず帰れるという思いがあったのだろうか…「家」に。
ログインしてコメントを確認・投稿する