年末年始に溜め込んだカロリーを消費しに行きたいと妻が言う。今年の冬は寒波が強烈でなかなか冬山登山という気にはならなかったが、この日曜日は気温も高く穏やかな天気らしく山日和のようだ。義妹と残念嬢にも声をかけると行くとのこと、お手軽に二上山でもよかったのだが、昨年に屯鶴峯から信貴山まで縦走した途中で登った明神山がなかなか良かったので、吊り橋や地すべり資料館もコースに入れて周回ルートで登ることとした。
7時半にひるね実家に義妹と残念嬢を迎えに行き、いつもの吉野家で朝メシを食って出発。藤井寺や柏原で下りろと言うナビを無視して香芝SAでトイレ休憩をして王寺回りで亀の瀬へ。深礎工の前にある地すべり資料館臨時駐車場に車を置かせてもらう。
ここ亀の瀬は縄文の昔から幾度も地すべりを繰り返してきた土地なのだそうで、最近では昭和初期にも広大な範囲に渡り大規模な地すべりを起こして甚大な被害が出たという。田畑や家屋は壊滅し鉄道も走れくなくなり、大和川の川底は9mも上昇、上流の村々はせき止められた水で洪水のようになったそうな。それ以降長年にわたり最新の土木技術を駆使して深礎工や排水トンネルなどをとんでもないスケールで整備し、地すべりを防いでいるのだという。
9時前に駐車場を出発、歩き始めてすぐに「亀岩撮影ポイント」と書かれた看板があるので立ち寄り、川の中にある岩を撮影。おお、たしかに亀っぽい。
龍田古道を大和川沿いに下って行く。
河内堅上の駅前を通り大和川にかかる吊り橋の川端橋へ。歩いていたらそれほどでもないが真ん中で立ち止まるとまあまあ揺れてるのがわかる。
この橋の上から川の上流を眺めると大和川越しにこれから向かう明神山が美しい。
車がビュンビュン走るR25を渡って山へと入って行く。稜線への200mの直登はかなりの急登でまあまあキツい。
途中で何故かいるヤギさんに癒されながら登って行く。
汗だくになりながら稜線に上がる。稜線はすこぶる歩きやすい快適な道。
鉄塔の保守のためだろうか関電道特有のプラスチック階段が連続し、時折眼下に大和川の流れが見下ろせる。
稜線を45分ほど歩いていくと明神山の外周遊歩道に出る。直登が回り道かとメンバー問うと全員一致でラクな方との返答で回り道。
11:05、明神山(274m)登頂。
今日は花粉か何かが舞っているのだろうか、残念ながら空が霞んでいて眺望はもう一つである。澄んでいれば大阪平野から神戸方面、奈良盆地から大峰山脈、金剛・葛城と360度の景観が楽しめるはずなのだが。
トイレや自販機もある山頂は公園として整備されており、展望デッキの下にはテーブル・ベンチも多数設置されている。ラーメンとおやつを食って50分ほど休憩して山頂を後にする。
舗装路から藤井ルートの山道に折れて三郷方面へと下りて行く。藤井ルートは関電階段が延々と続くとんでもない急坂で、後ろを振り返るとプラスチック階段がまるで黒い壁のように立ちはだかる怖ろしい光景が待っている。下から上がって来られた方はゼエゼエハアハアと疲労困憊のご様子で、これは登りで使うにはかなりキツそうだ。
関西本線の下をくぐって大正橋を渡り、龍田古道を通って亀の瀬へ。山頂から約1時間で駐車場へと戻ってくる。
下山後は地すべり歴史資料館を見学しに行く。興味深い展示ばかりで非常に学びがあった。これ無料ってすごいな。
その後太子温泉に移動して汗を流し帰宅、晩は義母や義弟も一緒に近所の寿司屋に飲みに行く。せっかくのカロリー消費がパー。
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