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2025年12月02日00:52

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水曜クビ×4日記1391:上ポン酢


ペンシルバニア州の小さな町メイブルック。小学校のあるクラスで、全18名のうち17名が失踪する怪事件が発生した。児童17人が一斉に午前2時17分に家を飛び出しどこかへ走り去ったらしい。ただ1人消えず翌朝登校してきたアレックスくんも、担任の女教師ジャスティン・ギャンディも、わけが分からず困惑するばかり。警察はとりあえず2人を事件と無関係と判断するが、父兄は納得しない。失踪したマシューの父親で建築会社社長のアーチャー・グラフはジャスティンの過去を調べ、前職を「不適切な行為」で辞職したこと、アルコール中毒気味であることなどを掴み、失踪事件に関与していると疑っていた。確かにジャスティンは素行に問題があった。失踪事件後たびたび嫌がらせを受けており、寂しさを紛らすために既婚の警官ポールを誘い「不適切な関係」を結んでいたのだ。
そのポールは、署長の娘婿として下手が打てない立場。真面目に頑張ろうとジャンキーの空き巣ジェームズを大追跡の末に逮捕した彼だが、ボディチェックの際に注射器が指に刺さってしまい、感染症の恐怖からジェームズを殴り倒してしまった……


「ウェポンズ」


以下、ネタバレをボウルでくださる?


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17名の小学生が、アラレちゃんの「キーンッ!」のポーズで何処かに走り去ってしまうという謎ホラー。羅生門もどきの群像劇の果てに、失笑のクライマックスを迎える、実に変な映画ですけど、まぁ面白いですね。シャマランが白旗振りそうな作品ですよ。

明確なヴィラン1人に対して物語上「ヒーロー」の位置にいるのが各章のキャラたちなんだけど、みな英雄と呼ぶには不完全というのが興味深い。教育者らしからぬウォッカ依存症で不倫も平気でやらかす不適切教師、失踪の責任を担任に押し付け怒りに任せて嫌がらせも辞さない父親、嫁にも義父(署長)にも頭が上がらない鬱屈した思いを抱くヒラ警官、クズな生き方まっしぐらで事件解決もカネのためというジャンキー。この社会の誰もが不完全で完璧な者などいないと主張したいようにも見えます。
対してヴィランのババアは、人間兵器を拵える度に元気になっていくのでとにかく「数増やす」のが目的。これを軍拡と捉えたら、加えて人民を洗脳し、意にそぐわない者は処刑する…という点も含めて軍事国家エゴイズムのメタファーに見えたのは俺だけでしょうか。最後は若い力によって倒されるというのも独裁国家の末路として納得のオチです。

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キャストで注目は、ババアを演じたエイミー・マディガン。「ザ・ハント」にも登場したけど、俺たち世代はやはり「フィールドオブドリームズ」と「ストリートオブファイヤー」。まさかこんな大役で出てくるとは…

何はともあれ、オススメ。

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