東京再発見の旧日光道中を歩く企画に参加してきました。
日本橋駅集合なので上野から銀座線に乗ったところ、朝夕くらいしか見られない上野始発が来て、ゆっくり座って(数駅なのですぐに着いてしまうけど)の移動でした。
地上に出てすぐのところは目の前にコレド日本橋があり、かつては東急百貨店、さらに昔は白木屋呉服店だったところですね。
次いで日本橋を渡る手前にある菓子の榮太樓本舗、国分(K&K)、漆器の黒江屋といった老舗が立ち並ぶ場所を見てから日本橋を渡りました。
日本橋は首都高を地下化して高架をなくすプロジェクトが進行中ですが、完成にはまだ10年以上かかるようです。
ここは日本の道路元標があることでも知られる場所ですね。
橋を渡った先には日本橋魚河岸発祥の地の碑があり、関東大震災後に築地市場へと移るまではここが東京の魚河岸だったとのことです。
次いで三越本店、八木長、山本海苔店などの老舗を通過し、鰹節の大和屋、鰻の伊勢定の前に来ましたが、この一角は再開発予定地になっており、既に予定地内の店はほぼ全てが閉店になっていることから、近いうちに解体工事に着手する可能性が高いです。
そして、コレド室町敷地内にある福徳神社で小休止。
再開発で歴史あるものも失われてしまうのは残念ではありますが、再開発前はビルの屋上にあった神社が再び地上に整備されるというプラス面も考えると、悪いことばかりではないかもという気はします。
その後は江戸で最初の町割が行われた碑、日本の人形文化を支えた十軒店跡の碑を見ました。十軒店跡は新しいけど和のテイストを活かしたビルが建っています。
次いで信号を渡った先にある薬種問屋の集積地・本町の案内板を見ました。現在もここに複数の製薬メーカーが立ち並ぶのはその名残といえるでしょう。ここには第一三共「くすりのミュージアム」もありますが、要予約とのことです。
そして昭和通りを地下道でくぐって小津和紙、宝田恵比寿神社を通過。
間もなく毎年恒例の「べったら市」が始まるとのことで、その準備が進められていました。
次いで古い建物が特徴的な江戸屋、蔦屋重三郎の耕書堂跡の案内板などを見て、蔦重通油町ギャラリーに立ち寄りました。
このそばの「みどり通り」は浜町川の暗渠で、緑橋と西緑河岸があったとのことです。
そして横山町問屋街を抜けて浅草橋交差点に出ました。
この交差点に古いビルがあり、これは薬局の玉置文治郎ビルで、1929年(昭和4年)築の建物だそうです。
そして神田川を渡り、浅草見附跡を見ました。
この辺は神田川の河口のそばで、屋形船も多数停泊しています。
そして吉徳大光浅草橋本店を通過して浅草橋駅に到着。
当初は浅草方面でランチタイムを予定していましたが、浅草で12時頃だと観光客の混雑に重なる可能性が高いので、前倒しでここでランチタイムとなりました。
色々な店がありますが、結局は居酒屋に入り昼飲みとなりましたね。
ビールで乾杯し、スパイシーな串焼きなど色々食べてきました。
昼食後に再び浅草橋駅をスタートし、最初に向かったのは駅近くの銀杏岡八幡神社です。
源義家が前九年の役で出征する途上にこの地で休憩のため陣を敷いたところ、川上から銀杏の枝が流れ着いたという伝説に由来する神社とのことで、絵馬も銀杏の葉を象ったものとなっています。
また、境内にジャスミンのような匂いの花があって気になったので画像で検索したら、「ニオイバンマツリ(ブルンフェルシア)」だと分かりました。漢字で匂蕃茉莉と書き、これは「香りのある外国からのジャスミン」という意味ですが、そもそもジャスミン本家とは異なる有毒植物でした。これでジャスミン茶作って飲んだら死にます。
その後は色々な問屋、佃煮の鮒佐本店などを見てから須賀神社、江戸幕府の米蔵(浅草御蔵)の碑などを見ました。
米蔵の碑のところにはメタセコイアの木があります。
次いで鳥越橋の池波正太郎作品の舞台の碑、第六天榊神社に立ち寄りました。
第六天榊神社には、浅草文庫跡、蔵前工業学園之蹟があります。
その後は蔵前橋交差点に来ました。ここから見える水道局は蔵前国技館の跡地ですね。
「キン肉マン」の連載途中で国技館が移転し、古い作品(確か千代の富士をモデルにしたウルフマン初登場回)では舞台が蔵前国技館になっていた気がします。
そして交差点近くには蛇料理の蛇善があり、古風な建物もいいけど蛇料理とはこれまた凄いものが食べられるだけに、今度青髪の「い◯◯い」ことH氏あたりをお誘いして(以下略)
次いで蔵前神社に行きました。
古典落語の「元犬」の舞台でも知られますが、社務所で猫を飼っていて、窓越しではあるけど今回の散策の第一猫発見となりました。
次に向かった榧寺は犬を飼っていて、こちらも窓越しに見ることができましたね。
そして飴なめ地蔵尊、お初地蔵尊もありました。
その後はエポック本社などが近くにある厩橋交差点に出ると、近代建築の東京厚生信用組合浅草支店(旧・東京貯蔵銀行浅草支店)がありました。
次いで浅草駒形諏訪神社、バンダイ本社へと向かい、バンダイ本社前には様々なキャラクター像が立っています。
バンダイ本社の隣は駒形どぜうになり、「柳の下のドジョウ」にちなんで柳が植えられていたりこちらも風情のある建物です。
次いで、世界のカバン博物館前を通過して駒形橋に出ました。
高村光太郎、池波正太郎が愛した鰻屋の前川が近くにあります。
また、橋の名前の由来にもなった駒形堂があり、浅草観音戒殺碑(浅草寺本尊が垂迹した霊地なので、隅田川のこの前後では魚を捕ることを禁止していたとのこと)があります。
そしてここから並木通りに入り、雷門の前を通過して、亀十などの人気菓子店の前を通過して、神谷バー前に来ました。
ここで東武浅草駅、現存最古の地下街入口などを通過して履物問屋街へと入りました。
そして浅草の中心部の喧騒から離れた場所にある姥ケ池跡を見ました。
道行く旅人を家に泊めてはその頭を叩き殺していた老婆が間違って娘を殺してしまい、嘆き悲しみ池の中へと消えて行ったという恐ろしい伝説に由来するもので、今ある池は多分この姥ケ池そのものではないと思います。
次いで、九品寺、教善院、すき焼きのちんやを通過して、真正面にスカイツリーが見える言問橋に出ました。
この交差点から吉野通りに入り、靴のハルタ、太鼓の宮本卯之助商店を通過。宮本卯之助商店は窓越しに団扇が飾ってありました。
次いで、浅草寺の子院のひとつ待乳山聖天に到着。入口には池波正太郎生誕の地の碑もあります。
ここは仏前に大根をお供えし、祭りではふろふき大根が振る舞われるほか、お供えし終わった大根を参拝客に配布したりもしています。
そして、境内に「さくらレール」の愛称を持つミニモノレール(斜行エレベーター)が設置され、飛鳥山公園の「アスカルゴ」と同じく嘉穂モノレール製のモノレールで、搬器は小型で距離はだいぶ短いけど「途中駅」が設置されていたりもし、飛鳥山とはまた違った面白さがありますね。
その後は山谷堀の吉野橋を通過し、蔦屋重三郎の墓が再建して置かれている正法寺に到着。
大河ドラマ館を見学した人が無料で利用できる「蔦重ゆかりの地循環バス」のルートにもなっています。
次いでネギトロ発祥の金太楼鮨、廣徳寺、春慶院を通過して、銅造地蔵菩薩坐像のある東禅寺に立ち寄りました。
ここには銀座木村屋総本店創業者夫妻の銅像もあります。
そして山谷地区へと足を踏み入れました。
日雇い労働者が集まる場所ということで、暴動に対応した大型のマンモス交番と呼ばれた日本堤交番があるなど、物々しい雰囲気を連想する人も多いかと思われますが、今は簡易宿泊所の多くがバックパッカー御用達の低価格なビジネスホテルなどに衣替えしたこともあり、危ない雰囲気はあまり感じません。
そしてそういう場所にも、沖縄サミットで各国首脳にコーヒーを供した店のバッハ、閉店になってしまったけど有名酒場の大林といった名店が存在します。
次いで「あしたのジョー」の舞台としても有名な泪橋交差点に出ました。
ここにあるセブンイレブンは、セブンイレブンの店名としては「台東日本堤2丁目店」ですが、経営者が元々ここで立ち飲み屋を経営していた「世界本店」であることからその屋号も併記されていて、ここがセブンイレブンの世界の中心であるとしばしばネタにされる店でもありますね。
またここは都営バスの南千住営業所があり、元々は都電の車庫だったのが都電の廃止でバスの車庫に転換されたという歴史があります。
そして隅田川貨物駅へと向かう貨物線を歩道橋で越えると、大坪という居酒屋があり、店の人に怒られるので「ドM推奨」とのことですが、ツンデレカフェみたいにメニューを投げつけられたりするのでしょうか?それとも戸田恵梨香似の怖いお姉さんか、杏or芳根京子みたいな仙台の怖いお姉さんか、指原莉乃に似ていると言われると怒るフランスに行った怖いお姉さんか、中条あやみ似の怖いお姉さん某I氏みたいなのが現れるのでしょうか?今度悪徳オフ会のおじさんを誘って(以下略)
次いで延命寺の首切り地蔵を見ました。
名前がはっきり言って怖いのですが、小塚原刑場の刑死者を供養するために建立された地蔵であることに由来するものです。
最後は小塚原回向院に立ち寄り、杉田玄白が解体新書を記すことになった場所であることを示す観臓記念碑があります。
今回の散策はここで終了となり、終了後は南千住駅前の居酒屋で飲み会となりました。
接客態度に難があり、実際Google口コミでも特定の店員に対する苦情が多く書かれていて、口コミ通りであることに妙に納得してしまう店ではありましたが(低評価口コミで特定の店員が誰か分かってしまう時点で全く洒落にならないのだが)、散策の疲れを癒しました。
今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/28567519.html
(2)
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/28567663.html
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