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2022年07月19日19:46

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常陸守護、八田知家 の雑感

八田知家は下野の武士。宇都宮朝綱や寒河尼の兄弟で、頼朝挙兵の際に真っ先に駆けつけたうちの一人。志田義広が挙兵すると、小山氏(寒河尼の嫁ぎ先)や宇都宮一族とともにこれを倒し、その功績で義広の常陸の所領の一部を受領。所領が隣接することから、常陸の豪族である多気義幹と緊張状態となる。

曽我兄弟の事件が発生。知家は「知家は混乱に乗じて義幹を攻める準備をしている」と噂を流し、警戒した義幹は兵を集めて城に立てこもる。そのスキに頼朝のもとに参じた知家は、予め抱き込んでいた北条時政と共に「義幹は謀反を企んでいる」と弾劾。義幹は反論しようとしたが、兵を集めて城に立てこもったことは事実であったため、言い逃れできずに失脚。最大のライバルを追い落とした八田知家は、常陸の守護になった…みたいな話。

次回28話のあらすじに「13人の宿老たちが集まり常陸の御家人の土地争いについて評議を…」とあったのだけれども、常陸での争いというと、一番有名なのがこのエピソード。景時を追い落とすきっかけとなる「怪しい琵琶の先生」こと結城朝光は八田知家の甥っ子。果たしてこれに絡めてくるのかなと。

吾妻鑑では常陸の政変を知家の策略としているのだけれども、曽我兄弟の事件が発生してからの日数があまりに少ないことから、単に義幹が暴走しただけと見る向きもあるし、もっともな意見だと思う。まぁ曽我兄弟の黒幕が時政で、知家も何が起きるか予め知っていたとすれば、その辺はクリアできるのだろうけれど。

ちなみに、市原隼人なせいで某掲示板で「セクシー土方」とか言われている八田知家だけれど、史実では頼朝よりも5歳年上で「十三人」になった頃には五十代半ばで、当時からするともう立派な老人。

土木に関しては「知家の家人が仕事をサボっていたので、罰として知家に鎌倉の道路の普請を命じた」みたいな記述があるらしく、それが元ネタになっている可能性。もっとも景時なんかも同じような経緯で普請を命じられているわけで、なぜ知家だけが土木キャラになっているのかは本当に不明。

多気義幹
知略39武力76優雅28勇名24菩提50加護56無常25弓術70
奥州合戦で功績を上げているためか、戦闘力は人並み以上。代わりに、謀略劇で上手く立ち回れなかったからか、知略や優雅が低い。

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