遠州地方の盆の行事と言えば「大念仏」と言われるほどの昔からの伝統のある行事です。
10人程の人達が新盆のお宅の庭先で、太鼓をたたきながら念仏踊りを披露するものです
コロナの影響でここ二年程開催できずにいましたが、今年は三年ぶりの遠州各地で開催
されています。浜松市の無形民俗文化財にも指定されています。三方原の戦いの戦死者
を供養するために徳川家康が始めたという伝説が広く知られています。江戸時代の最盛
期には県内約280の村で行われていたと伝わる。現在保存会の残る浜松・磐田・袋井の
三市には、68組登録が登録。2011年度以降16組が活動を休止している。保存会事務局の平野文彦さん(75)は「休止といっても再開の見込みは薄い」という。ここ二年
間は、コロナの影響で活動ができず、今年も活動を再開したのは7割ほど。活動が出来ないのは少子化による後継者不足と盆行事などの簡素化がある。登録しているいずれの組も
高齢者が大半であり、平日だと現役世代の参加は厳しい。また、大念仏を読んでくれる新盆のお宅も減ってきている。冠婚葬祭に投じる予算も引き締める傾向が強い。各組の台所
事情に直結する収入減少は、備品の修理費用にもかかわる。450年に渡る文化なので何とかして、この危機を乗り越えていきたいと事務長は力をこめた。
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