自動車の電動化に対応する技術について、トヨタが鋼材メーカーから訴えられました。
モーターパワーを生み出す電磁鋼板はこれから使用量が大きく伸びていくものです。
トヨタの取引先でもある日本製鉄は、10/14・同社が持つ電磁鋼板に関する特許を
侵害されたとして、トヨタ自動車と中国の製鉄大手の宝山鋼鉄を同日付けで東京
地裁に提訴した。両者にそれぞれ二百億円の損害賠償を求めている。特許侵害の疑い
のある電磁鋼板を使ったトヨタの電動車について、日本国内での製造と販売を差し止め
る仮処分を申請した。日鉄が特許権侵害で自動車メーカーを訴えるのは初めてです。
「無方向性電磁鋼板」と呼ばれる高機能製品に関する特許侵害があったと主張している。
取引関係が深い業界のトップ企業同士が、訴訟に陥るのは極めて異例だ。トヨタは同日
取許への抵触が無いことを宝山側に確認をしているとして、「大切な取引先が、訴訟を
決断されたことは大変残念だ。」と反論した。電動車にはハイブリッド車(HV)と
電気自動車があり、電磁鋼板はそれらのモーターに使用される。日鉄は差し止めとな
る電動車の車種や台数の規模は明らかにしていないが、主力のHVが対象となれば、
販売面への影響は大きい。トヨタは2020年に国内で50万台超の電動車を販売し
国内販売の三分の一を占める、世界初の量産HVプリウスの他小型HVのアクアなど
を展開している。日鉄は宝山鋼鉄が成分や板厚の製造技術に関する特許を侵害したと
主張、それを採用したトヨタも同罪として、両社ともに協議を行ってきたが、問題の
解決には至らず、提訴に踏み切った。
これからは、素材メーカーでも電気自動車には使用されなくなったりする部材も多い
どこも生き残りを懸けてし烈な戦いが続きますね。
ログインしてコメントを確認・投稿する