森町には3つの神社が伝統舞楽を昔から連綿と伝えています。一宮の小國神社・天宮神社
がそれぞれ十二段舞楽を飯田の山名神社は、舞楽八段が伝えられてきました。天王様とも
呼ばれていますこの神社も延喜式(927)に載っている神社と言われています。この舞楽は
大阪の天王寺から伝えられたものですが、現在は天王寺でも演じられていない、全国でも
珍しい「蟷螂の舞」が舞われています。日本ではここだけしか演じられていないそうです。
この舞に使われている頭が、小田原にある「外郎家」と深い関りがあることを数年前に、
小田原に旅行した時に知りました。「ういろう」をお土産に買って帰ろうとお店に入り、
蟷螂の舞の頭がお店先に見つけて、びっくり。「もしかしてこれは森町の飯田の山名神社
の物ではありませんか?」と問うと、「そうですよ」と回答がありビックり。外郎家は
都の京都の薬問屋。小田原と京都を東海道で往復する途中に、御縁ができて舞を伝えたり
頭(被り物)を世話したりとなったのでしょうかね。日本に唯一の舞楽が残っているのも
人のつながりのなせる業だろうね。飯田の山名神社のお祭りを「祇園祭」といいますが、
何故、祇園祭りと呼ばれるのかもわかりません。大阪の天王寺には、祇園祭があったのでしょうか。それとも、京都ゆかりの祇園祭りなのかもね。
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