ハリリ氏を首相指名 昨年辞任、市民は反発―レバノン
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020102201230&g=int
・レバノンでは政権のポストなどは、宗派ごとに割り振られている。
・割り振り制によってポストを巡っての宗派対立は緩和されたが、ポストの既得権益化によって政治腐敗が深刻化。
・財政改革が遅々として進まず、深刻な財政危機が慢性化。欧米などから問題視されていた。
・ハリリはスンニ派。これまで2回首相を務める。
・父も首相だったが、ヒズボラ(シーア派)と対立した結果、爆弾テロで死亡。
・1回目はヒズボラが閣僚を引き上げてしまい倒閣。
・2回目。就任から1年後、外遊先のサウジアラビアで突然『このままでは父親のように ヒズボラに殺される』と首相辞任を表明。大統領からの「とりあえず一旦帰国しろ」という説得に応じ帰国、大統領からの再三の慰留によって辞任撤回。
・その後なぜかヒズボラとの関係が修復。政権運営を続けていたハリリだったが、財政を賄うために、国民の大半が利用している無料通話アプリに税金をかけようとした結果、大規模デモが発生して首都機能がマヒ。辞任。
・今年8月。首都の港湾施設で杜撰な管理していた大量の爆発物がウッカリ爆発。港湾等の重要インフラも、貯蔵していた穀物も、完全に消失。当時の首相は責任をとって辞任。
・当然のごとく欧米に援助を求めたが、欧米が突きつけた条件は「閣僚は宗派で割り振るのではなく、実務経験者で固めろ」
・欧米からの援助を受けるべく、スンニ派の外交官を首相に指名して組閣に入ったが、ヒズボラが最重要ポストの一つ財務大臣を明け渡そうとしなかったため、外交官は首相指名を辞退。
・とにかくヒズボラを説得しなければどうにもならないため、ヒズボラにも顔が利くハリリが首相指名されたものの、デモの原因になった人物が 一年経たずに再登板という事態に、国民の不満が高まっている…みたいな話。
どうでもいいけれど、ウィキペディアで使われている画像に比べると、今のニュース記事に使われているハリリの写真は、随分と痩せてイケメン化してるよなと。いろいろと苦労はあるのかもしれない。
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