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2019年05月20日07:45

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土曜ギリギリ日記354:磐音がなんだアニマルズ


明和9年。豊後関前藩の藩士・坂崎磐音、小林琴平、河出慎之輔が江戸詰めを終え故郷に帰ってきた。幼馴染で仲の良い3人だったが、ある事件で慎之輔が命を落としてしまう。さらに琴平が藩の役人を殺害してしまい、科人となってしまった。衝撃を受けた磐音だが、上意討ちの命を受け、琴平を斬ることに。その後、琴平の妹・奈緒と将来を誓いあっていた磐音は、故郷を捨て奈緒の前から姿を消すのだった。
半年後、江戸の貧乏浪人として生きる磐音は、ふとしたことで両替の大店に用心棒として雇われることに。そして、老中・田沼が進める金融政策に関わる暗闘に巻き込まれることに…


「居眠り磐音」。

以下、ネタバレ磐音。

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佐伯泰英の時代小説を映画化した作品。ダークな役もしっかりこなせるけど、根っからの善人さが滲み出ている松坂桃李が主演です。柄本明&佑がダブルで出てるのも面白いし、何よりストーリーに幅があるのが素敵です。前半は、謎を残す悲劇。中盤はユーモラスな長屋話。後半は対立する店との頭脳戦で、ラストは悲しいラブストーリーという…ってことで、実はアクションは控えめ。ラスボス=浪岡一喜というのもしょんぼり。殺陣の見せ方も普通だったなぁ。正直、これって連ドラ的なんですよね。藩の陰謀や奈緒との恋がどうなるのか期待を持たせつつ、毎回長屋のトラブルシューターとして磐音に活躍させるというね。したがって、最大の欠点はスケール感。つまらなくはないけれど、1800円払うにはもったいない気も。


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OLの山田テルコは、結婚式の二次会で知り合った田中守のことが大好きだ。好き過ぎて、守からの呼び出し電話に対応できるように仕事も辞め、何やかんやと守の世話を焼くため奔走する。しかし守は、そんなテルコを重く感じ、テルコとは真逆の年増・スミレに恋しているようで…

「愛がなんだ」。若い子たちの間で話題の恋愛映画。

以下、ネタバレがなんだ。


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狂気、とまではいかないけれど、明らかに社会規範から外れているおバカちゃんテルコ。彼女に共感もできないし理解もできないけど、応援はしたくなります。もはや恋愛感情すら突き抜けてしまうラストには笑ってしまいました。

それにしても、成田凌が「カッコ悪い」グループに含まれるなら、俺みたいな外見最下層メンバーはどうすればいいのでしょうか?






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2004年。ケンタッキー州の美大生スペンサーは、芸術家として大成するには「何かを成し遂げた」感が必要だと常に感じていた。その悪友ウォーレンは、スポーツ奨学金で大学に進学したものの、親の望む大学生像をなぞることに嫌気がさしていた。そんな2人がどちらともなく言い出した…トランシルバニア大学に保管されている1200万ドルの希少本を強奪しようと。映画から得た知識を元に、エリックやチャズという2人の仲間も加えて動き出す強奪計画。希少本の売却準備も整えて、完璧な作戦を実行に移す4人だったが…

「アメリカン・アニマルズ」。武蔵野館で観ました。

以下、「アメリカン・ネタバレズ」。

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実話です。服役を終えた4人のインタビューと再現ドラマを組み合わせた構成なんですが、単にインタビューとドラマを交互に見せる「ヒトラーを欺いた黄色い星」のような作品ではなく、インタビューとドラマがシンクロし、インタビューで出てきた本人たちがドラマ部分に入り込んでくるメタ演出も見せるという凝り方。音楽の作りこみ(オーシャンズ11のテーマ曲もサンプリングしてたよね)も巧いし、作戦実行の緊張感とエレガントさ(想像)・グダグダさ(実際)の差異も面白い。何より、彼らの「動機らしい動機もない」ってとこが正統派の青春映画らしい。私的には「コードネームはファルコン」という映画を思い出していました。「現金に体を張れ」や「レザボアドッグス」などへのオマージュも散りばめつつ、新たなケイパー映画を作り出した製作陣に拍手!
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