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2019年05月16日07:46

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水曜クビクビ日記560:オーヴァーロードにヨローナ

1973年、ロサンゼルス。児童相談所のケースワーカーとして働くアンナは、あるメキシコ人家族の子供2人を保護した。母から虐待されたような傷があり、クローゼットに閉じ込められていた2人を施設に連れて行き、母親から引き離して安堵するアンナだったが、その夜、2人が近所の川で溺死したとの報せが警察から入る。母親が殺人で逮捕されるが、彼女には確固たるアリバイがあった。母親に会いにいったアンナは、「虐待」の真相を聞かされ戦慄する。実は母親は子供たちを虐めていたわけではなく、2人の命を奪おうとたびたび傷つけてくる亡霊「ラ・ヨローナ」から守り抜こうとしていたのだ。2人が死んだのはアンナのせいだと憎む母親は、ヨローナの呪いをアンナにかけたと告げる。それ以来、アンナの幼い子供たち…サムとクリスの前に白いドレスの不気味なオンナが姿を現わすようになり…



「ラ・ヨローナ」。死霊館ユニバースの一本。


以下、ラ・ネタバレーナ。

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呪術師である元神父を演じたのはレイモンド・クルスという俳優。TVでは「ブレイキングバッド」のトゥコ役でお馴染みなんですが、私なんかは「今そこにある危機」で、後にクラークの右腕となる兵士ドミンゴ・シャベス役として認識していて、以後クランシーの小説を読むときは彼をイメージしておりました。

そんなクルスがすっかり丸みを帯びていて、森次晃嗣にしか見えないという(笑)


…というか、感想はそんくらいですよ。正直新鮮さのかけらもないゴーストホラーで、同じ水縛りの「仄暗い水の底から」の方が数倍エモーショナル。子役たちの熱演だけは評価するけど、ホラー映画としての質は低いかなと。

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1944年、ノルマンディー上陸前夜。対空砲火の中を落下傘降下した米軍101連隊の兵士たちは、上陸作戦に先んじてシエルブランという村に潜入し、教会に設置された通信アンテナを破壊する任務を帯びていた。地上に降りたボイス二等兵は、仲間のフォード伍長や兵士ティベット、チェイスらと合流、シエルブランに向かう。なんとか潜入を果たした彼らは、村の女性クロエの協力を得て教会爆破の策を練るのだが…


「オーヴァーロード」。

以下、ネタバレロード。

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戦争モノに詳しい人ならピンとくるワード、オーヴァーロードをタイトルに冠しています。オーヴァーロード作戦、すなわちノルマンディー上陸作戦のことね。先んじて落下傘部隊がフランスに入った話は「バンド・オブ・ブラザーズ」や「史上最大の作戦」で有名ですよね。本作、特に「史上最大」での描写を継承した前半にまずは感動。あの味方選別用「バッタ」や「雷鳴」などの合言葉も出てきます。さらに、チームのリーダー格である伍長がトンプソンで、部下たちがM1というお馴染みな兵器装備演出もグッド。このトンプソン、射撃シーンの迫力が素晴らしく、伍長のマガジン交換の動きが惚れ惚れするカッコ良さ。さらにボイスがM1を撃ち尽くしたあとクリップがピーンと飛ぶ描写もあり、抜かりはありません。ティベットと少年の交流やボイスの人間性、伍長の絶対的リーダー感など、キャラの描き方も素晴らしいですよ。

というわけで、小粒ながらも特殊作戦チームモノ戦争アクション映画としてほぼ100点!

……だけで終わらないのがこの映画のミソ。実はターゲットである教会は、単なる通信施設ではなく、かなりのトンデモ施設だったことがわかっていきます。悪魔のごときナチス親衛隊の新兵器に、彼らはどう立ち向かうのか⁈というのが本筋。はい、これ実はホラー映画でした(笑)。見せ方のフレッシュさも群を抜いているし、オチの綺麗さも素敵で、たまらなく愛おしくなる作品でした。今年の俺的ベスト10には間違いなく入る!絶対オススメ!!

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